福井旅行にて、越前そばの「けんぞう蕎麦」を食べた翌日、今回のメインイベントである「恐竜博物館」に行ってきました。
うちの奥さんが結婚当初から「行きたい」と言ってた場所で「俺はさほど行きたいとは思わないけど、昔からずっと行きたいって言ってたし、行きたいならもちろん付き合うよ」くらいの感覚だったんですが、実際に行ってみたらこれが思ってたよりもだいぶいい感じだったのです。
福井中心部から車で45分
福井県恐竜博物館は、福井県勝山市にある博物館。
元々この辺りで恐竜の化石が多数発掘され、そこから博物館へと発展していったみたいです。
要するにそういう場所なので、福井県の中でもさらに田舎にあり、ぶっちゃけ結構遠いです。
福井県の中心部から、スムーズに行って車で45分くらいかかります。
到着した駐車場。結構山の上な場所にあります。
恐竜博物館の観覧料は、大人720円、高校大学410円、小中学生260円。
建物入ってすぐのところの自販機でチケットを買って入場します。
その後、2階分を一気に降りる長いエスカレーターを下って1階へ。(山を登って行くので入り口は3階にある)
まずは最初に「動く恐竜」が出迎えてくれるんですが、入り口が暗くて、その後にでかい恐竜が出てきて、2歳の息子はビビリまくり。
カメラマンを母ちゃんに任せて、とうちゃんはビビってる息子をひたすら抱っこし続けていました。
しばらくずーっと怖がってた(泣くほどではないけど抱っこから降ろすと涙声になる)んですが、現在の目玉の一つ「カマロサウルス」の化石の下で「トンネルみたい」とか言い始めて、ようやく少し慣れてきた様子。
ちなみに、このカマロサウルスは9割以上が実物の化石で組み上げられた標本だそうで、2013年から展示されているとのこと。
吹き抜けの建物に巨大恐竜骨格が並ぶ
この福井恐竜博物館、想像してたよりも生で見ると相当良かったです。
「リアルな大きさの恐竜」を見上げて恐竜の大きさを実感できるっていう体験は、思ってたよりだいぶ面白い。
また、この博物館の「通路」というのもよくできていて、全体をぐるぐると「下から」眺めた後に、次に今度は今まで見てきた奴らを「見下ろせる」んです。
この、スロープを登りながら今までの見た恐竜をもう1回別の目線から見られるっていう仕組みと、恐竜を展示しても十分すぎる余裕がある天井の開放感。
この辺から、うちの息子も「もう怖くないよ」とか言い出し始め、少しずつ余裕も出てきました。
博物館内レストランも結構良い感じ
その後も、福井県で発見された「フクイサウルス」などの新種の恐竜を眺めたりしつつ、入り口兼出口である3階に移動。
そこでお土産を眺めたりトイレ休憩など諸々をこなしていたら、3階のレストランの入り口で息子が「ワクワク恐竜ランチプレート1030円」という罠に引っかかり、仕方なくレストランへ。
正直、こういうところのご飯というだけで「お値段だけ高級」な覚悟はしていたんですが、注文したソースカツ丼、醤油カツ丼がどちらも「そこらのテキトーなお店より美味しいくらい」のレベル。
恐竜ランチプレートが父母の単品丼より高級であることを除けば、レストランもまた満足できるいい感じのところでした。
同じエリア内にある2箇所の「遊べる公園」
一通り恐竜博物館を見学した後は、同じエリア(博物館含むエリア一帯が「かつやま恐竜の森」として様々な施設がある)にある公園、チャマゴン広場、ティラノサウルス広場で遊んできました。
かつやま恐竜の森 – 長尾山総合公園 公式サイト – 夢とロマンがいっぱい。恐竜王国へようこそ!
チャマゴン広場は博物館を出て左手奥の方のこの辺。
ここは駐車場内を歩けば2〜3分で行ける場所で、いわゆる「ターザンするやつ」があったり
長い滑り台がある坂を登っていくと
何もない広場が広がっています(驚くほどに何もない広場だった)
また、もう一箇所の公園「ティラノサウルス広場」の場所がわからずちょっと苦労したんですが、この公園は「博物館に向かって登ってきた道」を「もっと先まで車で進んだところ」にあります。
歩けば15分くらいでたどり着けそう?ですが、奥にも駐車場はあるので駐車場が空いていれば車で向かった方がよいかな、と。
平日の昼間で、そもそもこの場所がわかりにくいからなのか、最初に遊んでいた人達が帰ってからは、本当に文字通り私たちの家族だけの「独占」で、思う存分に遊ばせていただきました。
主に遊べるのはこんな感じの巨大遊具
奥には、水遊びに良さそうなちょっとした池?というか水場というかそんなものも。
公園としては「エンゼルランドふくい」がすごすぎて、それには及びませんが、博物館のついでに遊ぶにはちょうど良い場所かと思います。
世界三大恐竜博物館と称されるようなすごいものだったらしい
ちなみに今回、ブログに書くためにこの恐竜博物館のことを調べていたんですが、Wikipediaを見ると、この博物館は「世界三大恐竜博物館」と称されるくらいすごい恐竜の博物館らしいです。
カナダのロイヤル・ティレル古生物学博物館、中国の自貢恐竜博物館と並び、世界三大恐竜博物館と称される
福井県立恐竜博物館 – Wikipedia
確かに、行ってみて「これは(遠いけど)いろんな人にオススメできるいい場所や」と思うようになったわけで、近くに来たついでレベルではなく「わざわざいく価値がある」博物館だと思った次第です。
福井県立恐竜博物館 基本情報
住所:福井県勝山市村岡町寺尾51-11 かつやま恐竜の森内
GoogleMap
電話:0779-88-0001
開館時間:
午前9時〜午後5時(GWなど特定期間は午前8:30〜午後6時。詳細はこちら
休館日
第2・4水曜日(祝日の時は翌日が休館、夏休み期間は無休)
年末年始(12月29日から1月2日)
観覧料
小・中学生 260円
高・大学生 410円
一般 720円
公式ページ
FPDM: 福井県立恐竜博物館