沖縄旅行に行く方、また、頻繁に那覇空港に立ち寄るSFC&JGC修行僧に耳寄りなお知らせです。
いつも行列ができている、あの牧志の有名店「ポークたまごおにぎり本店」が、2017年5月9日、那覇空港にニューオープンしました!その名も「ポークたまごおにぎり本店空港1F店」。
店頭に胡蝶蘭が並んでいて、いかにも開店したばかりの雰囲気ですね。お店の外観はシンプルですが、どこか懐かしさを感じさせるデザインです。
今回は、この那覇空港のポークたまごおにぎり本店について詳しくご紹介していきます。
目次
沖縄名物ポークたまごおにぎり
「ポークたまごおにぎり」とは、皆さんご存知、沖縄のソウルフード。卵焼きとスパムが挟まれたおにぎりのことです。
牧志店は2014年のオープン以来、ちょこちょこメディアで目にする機会があり、「一度食べてみたいけれど、なかなか時間がないしな…」と思っていたので、空港にオープンしたと聞いて、これ幸いとさっそく買いに行ってみました。
結論から言いますと、とってもとっても美味しかったです!
夫は最初「今そんなにお腹空いてないしな〜」なんて言っていたにもかかわらず、一口食べるなり「美味しい!」と叫んだほど。「これは今まで沖縄で食べたものの中で一番^o^」と大喜びで、あっという間に完食してしまいました。
牧志本店は1時間以上並ぶこともあるようですが、こちらの空港店はまだそれほど知られていないこともあり、それほど待たずに(私たちが行った時は10分ほどでした)購入することができました。
お店の場所は?
那覇空港のポークたまごおにぎり本店の場所は、ANA側の到着口Bを出てすぐ右。下の地図で言うと、中央あたりの青枠のところになります。
地図を見てもわかるように、JAL側の到着口Aからもそこまで遠くはありません。
到着口を出てすぐにお店があるので、那覇空港に到着してすぐに買いに行くことができます。
ただ、到着口を出て振り返らなければ見えない位置にあるため、正面の出口に直行する人や、ゆいレールに乗るために2階(左手エスカレーター)を目指す人にとっては気づきにくいかも。でも、知っていれば簡単に見つけられる場所です。
せっかくの沖縄、できる限り観光の時間をたっぷり取りたいですよね。そんな時でも、空港内のお店であれば気軽に立ち寄ることができます。
また、時間に余裕がない場合でも、持ち運びの出来るおにぎりはとっても便利!栄養もありますし、移動中の食事にぴったりです。
おにぎりメニュー
メニューはこちら。お店の前に大きな看板が出ています。
単なるポークたまごおにぎりではなく、エビフライや明太子など、一風変わった具が加えられている点も興味をそそります。
おにぎりの種類は、「スペシャル」と「スタンダード」の2つに分けられていて、スペシャルはちょっぴりお高い分、食べ応えのあるおかずが挟まれています。スタンダードの方はボリュームというよりは、味の変化を楽しめるといった感じでしょうか。
<スペシャル>
- エビタル:280円
- 島豆腐の厚揚げのポークたまごおにぎり:400円
- ゴーヤの天ぷらポークたまごおにぎり:390円
<スタンダード>
- ポーたま:230円
- あぶらみそ:250円
- ねり梅:250円
- 高菜:250円
- 明太子:250円
- 鰹昆布:250円
- 人参しりしり:250円
お得なセットメニュー「PTOボックス」もありましたので、大人数の時にはボックスにしても良さそうですね。ちなみに、PTOはおそらくPork Tamago Onigiriの頭文字を取ったものだと思われます。
おにぎり以外にも、「アーサ(あおさ)汁」の他、沖縄料理との相性抜群「さんぴん茶」などのドリンクも数種類用意されています。
今回は、夫と娘2人を連れた家族旅行でしたので、スペシャルの「ゴーヤ天ぷら」と「島豆腐の厚揚げ」、スタンダードの「人参しりしり」の合計3つを購入しました。
他も気になるメニューばかりでしたので、いつの日か全種類制覇したいと思います!
注文してから作ってくれます
このお店では、注文を受けてからおにぎりを握ってくれます。多少の待ち時間が発生しますが、出来立てのおにぎりを食べられるのは嬉しい!
会計を終えたら、番号の書かれた番号札を受け取ってしばし待機。
ちなみに、会計の際にクレジットカードは使えませんでした。ここだけは陸マイラーとしてはマイナスポイント。たいした額ではありませんが、夫はかなり残念そうな顔をしてました…。
私の番号札は2番。
オープン間もないこともあって、段取りはちょっと不慣れな様子でしたが、とっても丁寧に作ってくれています。
こちらは具材を担当する方。
黙々と卵焼きを作っていらっしゃいます。
そして店頭のこちらが握り担当。
美味しそうに出来上がって行く様子を見ていると、待ち時間も苦になりませんね。
店内いたるところに食材が陳列されてます
店内、いたるところにSPAM缶が山積みされていました。
一日でいったいどのくらいの量を使用するのでしょう。
レジ下には、ゴーヤや島豆腐がたくさん。
食材が実際に見えるところにあると、なんとなく安心感がありますね。
私たちはテイクアウトしましたが、店内にもイートインスペースがあり、4人用のテーブル席が3つと、カウンター席に6〜7人ほど掛けられるようになっていました。
人気の割に席数は少ないので、競争率が高そうですが、出来立てを食べられたら格別でしょうね。
会計から待つこと5分ほどで、無事商品を受け取りました。これからホテルへ移動する車中でいただくことにして、空港を後にします。
ポークたまごおにぎり実食
さてさて、早速開けてみましょう。
今回我が家が購入した3種類だけではありますが、参考までに食べた感想を載せておきます。
あくまで個人的な感想ですので、その点はご承知おきを。
子どもにオススメ!人参しりしり
まずは子どもたちの「人参しりしり」。
人参しりしりとは、細切りの人参をツナと炒めて麺つゆなどで味付けした沖縄の郷土料理です。我が家でもよく作るメニューなんですが、人参好きの子供達に大好評。
我が家の子どもたちはまだ小さいため、2人で1つしか買いませんでしたが、あっという間にたいらげてしまい、その後も「もっと食べたい」と連呼してました。かなり気に入ってくれたようです。
このおにぎりであれば、不足しがちな野菜もとれますし、お子さんにオススメ。
私も一口分けてもらいましたが、ちょうどいい塩加減。ほんのり甘くてとっても美味しかったです!
ボリューム満点!ゴーヤの天ぷら
続いて、夫の「ゴーヤの天ぷら」。
私は一口も食べていないので夫に改めて感想を聞きましたが、「とにかくうまい!美味しい!」を繰り返していまして…。
どうやら、言葉にならない美味しさということのようです。
天ぷらにしていることでボリュームが出て、ゴーヤに甘みが感じられたのだとか。そして間に入っていたおかかのお出汁が全体を味わい深くまとめていて、「あれは絶対にまた食べる!」と意気込んでいました。
気に入ったら同じものばかり食べ続ける私と違って、夫は一度食べたものは避ける方なので、彼がそこまで言うとは、よほど美味しかったのでしょう。
沖縄ならではの一品!島豆腐の厚揚げ
最後は私の「島豆腐の厚揚げ」。
島豆腐って初めて食べた気がしますが、味が濃いんですね。普通のお豆腐より大豆の風味が強く感じられました。そして、カイワレがいいアクセントになっています。
ポークたまごの部分に塗られたあぶらみそがこっくりと甘くて、スパムの塩気と本当にベストマッチ!
これまで何度かポークたまごおにぎりを食べたことはありましたが、これほど感動したものは初めてでした。
牧志本店が行列になるのも納得ですね。
まとめ
那覇空港のポークたまごおにぎり本店は、たった一度しか食べていない私が言うのも何ですが、絶対にオススメ!!
美味しくてお手頃で、沖縄に来たなら食べなきゃ損です!
お店が清潔&今の所そこまで待たずに購入できるというのも嬉しいポイント(今後人気が出て行列店になってしまわないか心配です)。
バラエティに富んでいてメニュー表を見て選ぶだけでも楽しいですし、これはなかなか東京では食べられないものだと思います。
テイクアウトもできますし、ご家族へのお土産にしても喜ばれるのではないでしょうか。
ちなみに営業時間は下記の通り。
営業時間:7時から22時
※ラストオーダーは21時30分
牧志店の方は7:00~17:30で水曜定休なので、時間が合わずに買えなかった人も、ぜひこちらの空港店へ。
改めて言わせてもらいますが、是非是非オススメです!