著者のひすいこたろうさんの肩書きは、作家と天才コピーライター。
へーー、天才って言っちゃうんだ〜とまず思います。
じゃ天才が書く文章はどんな感じなのかと気になります。
タイトルにもひかれました。ジョブスはなんで黒いタートルしか着なかったのかな?
早速、読んでみると、あらびっくり。ジョブズの話は前書きの8ページのみ。
ジョブズの話はこんだけかよっ!と突っ込んだら本編へ。
なかなか印象深く、いい感じで刺さりましたよ!
本編の内容
サブタイトル『真の幸せを生きるためのマイルール28』にある通りジョブズからはじまり、矢沢永吉、秋元康、ウォルト・ディズニー、イチロー、明石家さんま等々、28人の壮々たる方々のマイルールが紹介されています。
なかでも、仕事をしていく上で、毎日生きていく上で、
「このルールは刺さった!」
と思ったものを簡単に紹介します。
スティーブン・スピールバークから学ぶルール「ラストシーンから描く」
先に目指すべきゴール(ラストシーン)を決めれば、途中何かトラブっても打開策が見つかりやすく、またブレることがない。
アートディレクター佐藤可士和に学ぶマイルール「裸にすること」
広告で大切なのは「本質」をつかむこと。引いて、引いて、最後に引きききれなかったものが残る、それが「本質」。無駄な要素はいらないってこと。
ホームレス小谷に学ぶルール「自分の1日を50円で売る」
日給50円でなんでもやる小谷さんの話。お金はないけど、日給50円で働いていくうちに「信用」ができていた小谷さんの話。仕事で大事なのは何よりも「信用」です。
エディター滝本洋平のマイルール「やりたいことをやればええよ」
「やることは決定ね」と設定すると、どうすればそれができるかに考え方がシフトする。あとは動きながら考える。ぐだぐた迷ってるならとりあえずやっちゃえばいいんです。
この本のさらに刺さったところ
偉業を成し遂げた経営者や著名人の人生訓みたいな本を、今までに何冊か読みました。
その中でもこの本は
とても読みやすい
と感じました。
著者のひすいこたろうさんと滝本洋平さんの文章はもちろん、言葉選びもレイアウトも上手く、圧倒的に読みやすいです。
レイアウトに関しては、文字の大きさ、強弱が絶妙でブログを書く上でとても参考になると思いました。
そして、いろんな引用が含まれていて、その引用も「なるほど」と納得できる、具体的なものばかりなので、より内容をわかりやすくしてくれます。この点もブログを書くときの参考になると思います。
誰にもわかりやすく伝える
というのは見習うべき点ですよね。
まとめ:自分にとってのマイルールとは
あなたにとって、何が真の幸せか?
誰にとって、どんな存在でありたいか?
と著者のひすいこたろうさんは言います。
28人のマイルールを読んで、
- 自分にとって大切なのは何か?
- 自分は誰を大事にしていきたいのか?
- 何をしていることが幸せでなのか?
- 仕事をする上で大切なのは何か?
考えるきっかけになると思いました。
もしこの記事を読んで興味を持った人は、本書から自分が良いと思うマイルールを参考に考えてみてください。
あなたにとって、真の幸せとはなんですか?
誰にとって、どんな存在でありたいですか?
以上、『なぜジョブスは、黒いタートルネックしか着なかったのか?』とても印象深い内容なので感想を書きますの話題でした。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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