2017/06/03

【映画 感想】ラスト/ナイト ~いや、だから窓とカギ締めろッテンマイヤーさん!!!!~

◆ラスト/ナイト 鑑賞◆

(原題:ALMOST DEAD)2016年公開
上映時間:83分

オススメ:
(↑↑↑↑書き忘れではなく、★があげられません)

・監督:ジョルジョ・ブルーノ
代表作:『The Perfect Husband』(2014年)
・脚本:ダニエル・ペイス
          ダヴィデ・キアラ

★出演者★

アイリーン・プランディ
ショーン・ジェームス・サットン
ゲオ・ジョンソン


◆summary◆

・・・・後述しますが、力尽きてしまい説明ができません。
イタリアンホラーなのですが、

見事にやられました。
日本では劇場公開していないようでしたが、その理由は明らかDEATH

どうでもいいですが、主演のアイリーン・ブランディ嬢が
パッと見た感じで、ステファニー・ヨーステンさんとタブってしまった。
ステファニーさん、アイリーンさん、双方のファンの方すみません(必)


◆comment◆

これ予算と時間無かったんだよね!?!?!?
もしくは急な日程変更か何かで3時間ぐらいで撮影したんだよね?
そうか、これパイロット版と製品版間違えたんだよね!!!
配給会社も内容確認してなかったんだよね!!!
ここから本編あるんだよね???

(激しく注意)紀里谷和明氏の映画ではありません。


ご機嫌いかがですか?デスキャンサー文月です。
6/2の夕方、仕事帰りにTSUTAYAの新作コーナー置かれたこの映画を
手に取ってしまったのがワタクシの「ラスト/ナイト」の始まり。。。。。
(6/2レンタル開始でした。新作料金払ってしまいました・・・・)

笑撃です(DEATH的な意味で)。
彼らにはパワーゲイザーを使わざるを得ないDEATH。
破綻してます。
えぇ、これは想像の遥か上、地表からそうですねぇ、冥王星ぐらいまで上の映画でした。

ラスト/ナイトとは、決してゾンビ映画ではなく、観た者を終焉に導くヒロインによるコンフューズホラー映画です。

ローガン/LOGANを鑑賞後の素敵な余韻消え去りました。
あなたを最後の夜にいざなうこと10000%間違いないでしょう。。。。。

ワタクシ、まさしくこんな感じ↓↓↓↓


本当に10分もたなかったDEATHΣ(´∀`;)

不本意ながら、道連れをつくりたいがために(笑)本作を紹介いたします。
まずビジュアルをどうぞ。



まず原題が最高です。
『ALMOST DEAD』
→見ている側が「死にそうに」なる映画という意味ですΣ(´∀`;)
秀逸です。製作側の意図通りになるでしょう。。。。

そして、この邦題と続くコピーが傑作です。

『ラスト/ナイト』
~世界が終わる夜 たった一人の夜~

お断りいたしますが、世界の終焉とは劇中一言も言及されていませんし、ましてやたった一人ではありません。
むしろ終焉するのは視聴者の方です。

予告編はそれなりに、盛り上がっていますよ。。。。
ワタクシも前日の夜に予告編を見た口です。

しかし、ある種の怪しさを感じた方もいたはずです。

その通りだったということDEATH。。。。。。

恐怖もありません。。。。

前々回、「ドントブリーズ」をどこにも連れて行きはしませんとコメントしましたが、
映画としては

ドントブリーズ  ラスト/ナイト

です。ドントブリーズ、本当にごめんなさい。
『>』がこれ以上大きくならないのですがΣ(´∀`;)
フォントのサイズにしてみれば500ptぐらいの大きさにしたい心境です。


では?この作品をどのように愉しめば良いのか???
せっかくなので、もう一度見直してみました。。。。。

あ、ヒロインの致命的なおっちょこちょい具合をハラハラしながら見守り、応援すればいいんだ!

これです。

ストーリー


目覚めるとわたしは拘束されていた・・・・・
(開始約15秒でこれDEATH)
あたりは暗く、何も見えない。
ここは・・・・、どこ?
自動車の助手席に無造作に座らされているわたし。
身体を動かそうにも両手両足をテープで縛られていたし、身体中がひどく痛い。
運転席に目をやると、そこには血まみれの女がぐったりとハンドルにもたれかかっている。
この人・・・・誰?!
どうしてわたしがこんな所にいるの!?!??!
・・・・・そして、わたしは誰???

って、オイΣ(´∀`;)

この話は、これが全てだと言っても過言ではないです。

『は?』と思われたアナタ。

これは冗談ではないのDEATH。
本当DEATH。

~状況を整理します~

ヒロインは記憶を失っていて、自分が誰で、どういう経緯で、夜の森で木に正面衝突したらしい自動車に拘束されながら載せられているのか解らない

②彼女はなんとか拘束を特が、自分が誰で、どうしてここにいるのか解らない

彼女はなんにも思い出せないし、隣にいる女の人のことも解らないし、解ろうともしない。

彼女はとにかく解らない。世界が壊滅的なゾンビアポカリプスを迎えて久しいらしいのに、彼女は実はただの市民ではないのに、博士号持っているのに、世紀の大発見をして貢献しているのに、思い出せないし、解らない

彼女は誰がなんと言おうと、絶対に何も思い出さないし、もうなんでもいい。明らかに自動車の破損はそれほどでもなさそうなのに、絶対に動かない。

⑥2016年だというのに、手元に唯一ある重要なアイテムである携帯電話で通話しかしない。ガラケーとは言えきっと地図くらい見られるだろうけど、彼女は解らない

⑦実はヒロインが居る場所のすぐ近くに知り合いがいて、せっかく会えたのに、
車の中に入れない。明らかに相手は彼女を知っているのだけど、絶対に助けない
なんせそいつはゾンビの大群に追われていたし、彼女は解らないから

⑧ゾンビはなぜか非常に物分りが良い。というのも、彼女を集団で取り囲んでも、
ふと思い出したように襲撃を止める。きっと彼女は何も解らないから、襲っても面白くないのだろう。それでも仕方がないから、何度か手を伸ばして、友達の輪に入れようとしてあげる優しさを持っている。

彼女は何も解らないし、何も思い出せないから、唯一の安全地帯である自動車のドアのカギをすぐに開けるし、ましてや暑いのかどうだか知らないが、クレッシェンドイベントで半開きにされた車の窓もそれほど気にしない。そこからゾンビが手を伸ばして来ても、解らないから泣く。
閉じればいいだけだろーが!!!!!

⑩これだけ世界中で映画にされているんだから、ゾンビの知識ぐらいはあるだろう。
ましてやあんたは超インテリの博士でしょうが!!!!
しかもCDC、疾病予防管理センターの研究員だろうが!!!
だけど「死んだ人もゾンビ化するかも知れんから、一緒にいちゃダメだ」というくらい今時小学生でも知っていそうなのに、絶対に思い出さない
だから襲われて自分も感染しても、どう対処したら良いのか絶対に解らない

本当に、おっちょこちょいなんだから。

ま、ワタクシは「もしかしたらヒロインは誰かに陥れられているのかな?」と初めて観た時には好意的に考えたのですよ。この辺、SAWとかの感じです。

というのも取っ替え引っ替え鳴る携帯電話から、一方的に状況を伝えられ、考える余地もなく「信じ込まされているのでは?」と。

連絡してくるのは、「自称、肉親(妹だか姉だか、ワタクシも思い出せない)」、
「自称、護衛の州兵(軍曹)」、「自称、知り合いの博士」の3人です。

しかし、誰一人として緊迫感がない。

肉親はとりあえずキレているし(この人も博士らしい。研究員ってみんなカルシウム足らないのかね?)
護衛の州兵とやらは、AIアシスタントみたいに棒読みだし、現代の米軍の装備があれば恐らく容易に人を探せるだろうけど、全く役に立たない。絶対に彼女を見つけない。
最後の知り合いの博士は一番の助けになるはずなのに、ヒロインの責任で「ラスト/ナイト」を迎えてしまている。

そういう背景もあったから、きっと彼女は博士だと思い込まされているのだろうと。

だけど、そんなのどうでもいいのです。

ヒロインは絶対に、絶対に、何も解らないのだから。

基本的に電話の指示通りに動くのだけど、おっちょこちょいだから、ウソつく様な事態になるんだよね!!!ほんと、可愛いんだから。

この映画は、終始、解らないヒロインと一緒に混乱をするしかないのです。

劇中、どうしてヒロインが拘束されていたのか?そして彼女が生存するための重要なアイテムについては明らかにされます。

その理由を知っても、きっと彼女『が』何も解らないから、こんな事になったのだろう
ワタクシも最後までヒロイン寄り添うことができず「ラストナイト」を迎えてしまったの
DEATH。

ごめんなさい。すごく可愛いらしいので、見捨てたくなかったのだけど。

もうダメDEATH・・・・・



たぶん、彼女は本当に事故に遭ってしまい、生死の境を彷徨っていて、その過程でこんな悪夢を観たのでしょう。

だから、教訓も、救いも、なにもないのです。

夢なんだから。。。。

アンタ、絶対に途中で思い出してるだろ!!!!!


と、いうことで、新作料金を支払うくらいなら、そのお金でマクドナルドに行くか、
同じ日にレンタル開始をした、ドクター・ストレンジを借りられることをオススメします。
ワタクシはこれからストレンジ博士と再び旅に出てきます。

が、あなたもラストナイトを迎えたい方、もしくは超必殺技を放てる技量のある方は、
ご覧になってもよろしいのではないでしょうか?

レンタル商品なので、くれぐれもディスクを破壊したりしないでください。

「こんな彼らにワンチャンスありますか?」

・・・・これは、ない。

パトリオット・デイに期待♫

はぁ、昇天しました。


またどこかで、お会いしましょう。

2017年映画鑑賞 94本目

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