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フンボルトペンギン、2羽ふ化 鳥羽水族館、3年ぶり

元気なフンベルトペンギンのひな=鳥羽市鳥羽で(鳥羽水族館提供)

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 鳥羽市鳥羽の鳥羽水族館で、三年ぶりにフンボルトペンギンのひな二羽が生まれた。

 同館によると二羽はいずれも体長一三センチ、体重九五グラムほど。五月二十八日、三十一日と相次いでふ化した。性別は不明。母は十四歳のアール、父は四歳のベーグルで、このペアの赤ちゃんは初めて。

 二羽は、展示スペースの奥にある岩穴の巣で、親が胃で消化した魚をくちばし伝いにもらい、すくすくと成長している。現時点でひなの観察は難しいが、外敵から守るため、ベーグルが巣の前で見張っている。二十日ほどで巣から顔をのぞかせ、三カ月で成鳥と同じ大きさに成長するという。

 フンボルトペンギンは南アメリカ南部の太平洋岸などに生息し、体長六〇センチ、体重四キロほどに成長する。同館ではひな二羽を含め、五十九羽が飼育されている。

 (西山和宏)

 

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