ワキガ体質である方の多くが
耳垢が湿っていると思われます。
湿った耳垢。
正直自分にあったら不快ですし
できれば取り除きたいのが
本心である方も多いと思いますが
闇雲な耳垢掃除は危険です。
今回は、そんな耳垢掃除の危険性や
危険が少ない耳垢掃除法などを
お話させていただきたいと思います。
ワキガ体質の方が耳垢が湿っていることが多い
というお話は、以前の記事
で、お話させていただきました。
湿った耳垢は遺伝性が強く
後からなるものではないため
乾いた耳垢と比べると
その耳垢の存在による気持ち悪さに
不快感を覚える方が多いと思います。
そんな不快感をできるだけ取り除くべく
かなりの高頻度で
耳垢を掃除する方がいますが
それは危険です。
すこし説明させていただきますね。
耳垢自体の本来の役割として
鼓膜や外耳道(耳の管)を守る役割があります。
それを除去してしまうと
鼓膜に傷が付くリスクを高めてしまいます。
また、耳かき自体が
外耳道を傷つけてしまったり
耳に傷がつくリスクが大幅に上昇します。
この耳かき行為が、たとえば
外耳炎などの原因と
なってしまうわけです。
また、耳かき自体が
棒を耳の中に押し込む方法ですので
その棒が耳垢を奥へ押し込んでしまうなど
耳掃除自体もなかなか
うまくいくようにはできていません。
一般的に、耳垢が外耳道の7-8割くらいを占めて
難聴の状態になるとも言われていますから
そこまで切羽詰まっていない方が
無理に耳垢を掃除するのは
やめた方がいいです。
下手に綿棒を奥まで差し込んで
詰まった耳垢が鼓膜を傷つけると大変です。
耳垢は、口の運動に合わせて
自然に排出されるようにできていますから
無理に取ろうとしなくても
ほとんどの場合、自然に外へ
排出されます。
不快感を覚えるのに無理はありませんが
できるだけ我慢した方がいいでしょう。
ちなみに。できるだけ耳垢を湿らせない
方法というのも、いくつかあります。
1 油分を避けた食事
耳垢が湿る原因。アポクリン腺からの汗。
これのべたつきのもとになるのが
ズバリ、油分です。
なかなか避けることも難しいですが
油分を避けるだけで、大幅に
耳垢のべたつきを軽減できます。
2 耳の密閉を避ける
イヤホンやヘッドホンなどで
外耳道を密閉してしまうと
耳垢の湿り具合が上昇してしまいます。
耳垢が気になる方は
長時間のこれらの連続使用を避ける。
それだけでも、耳の「気持ち悪さ」を
大幅に軽減することができます。
いかがでしょうか。
ワキガ体質の方に多い
耳垢が湿っている状態を
安易に解決しようとしても
あまりいいことはない。
ワキガに直接は関係ありませんが
ワキガの方が悩むことが多い耳垢の話を
今回はさせていただきました。
湯島 まこと
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