2011年になってもAKB48の快進撃は続いていましたが、そのような時代でもバンドやシンガー達は素敵な曲を誕生させていました。そこで、AKB48の曲を含めて、バンドやシンガー達が2011年に誕生させたヒットソングを10曲まで紹介しましょう。
- No.1:Alexandros「言え」
- No.2:サカナクション「ルーキー」
- No.3:AKB48「フライングゲット」
- No.4:miwa「441」
- No.5:KARA「ジェットコースターラブ」
- No.6:MiChi「ONE」
- No.7:北乃きい「絆」
- No.8:いきものがかり「歩いていこう」
- No.9:鬼束ちひろ「青い鳥」
- No.10:倉木麻衣「もう一度」
- 2011年のヒットソングのまとめ
No.1:Alexandros「言え」
AKB48の猛烈な快進撃が続く中でも、JPOPでは未だに素敵な音楽を届けようとしているバンドが存在していました。その数多くあるバンドの一つが、ロックバンド『Alexandros』です。
そのAlexandrosの曲『言え』は、言いたい事を言えないで苦悩している者に「本能のまま、言え!」と叱咤激励してくれる曲になります。
No.2:サカナクション「ルーキー」
サカナクションも日本のロックバンドで、少し他のバンドとは違った不思議な曲調と歌い方をしていていました。そのためサカナクションの曲を1回聴いただけで、一気に注目してしまいましたね。
そしてサカナクションの『ルーキー』は『未来のリーダーたち』のCMソングになった曲です。この歌は、大切な人と一緒に歩きたくて、先に行かないで欲しいと何度も悲痛な叫びを歌った曲になります。
No.3:AKB48「フライングゲット」
猛烈な快進撃を続けるAKB48の『フライングゲット』は、アイドルらしく元気で明るい曲調になっています。この頃のAKB48の人気はもはや不動のものとなって、女性芸人である『キンタロー。』さんがAKB48のフライングゲットをモノマネした事でも大きな注目を集めました。
No.4:miwa「441」
miwaさんは女性シンガーで、真っ直ぐでピュアな世界観となる曲を届けてくれるミュージシャンです。私が現在最も好きな女性シンガーです。
miwaさんの441というのは、少し変わった曲名ですが、楽器のチューニングを合わせる際に基準となる周波数が441である事から441という曲調になりました。そのため歌詞でも、好きな人とチューニングして同じ世界を見て歩いていきたい事を歌った曲です。まさにミュージシャンであるmiwaさんだからこそ、考える事ができた曲と言えるでしょう。
No.5:KARA「ジェットコースターラブ」
KARAの『ジェットコースターラブ』は、ジェットコースターのように早い勢いで動き出した女性の気持ちの高ぶりを歌った曲になります。そのような歌詞とは対照的にダンスは可愛らしく演出している辺りは、KARAらしい曲と言えます。
No.6:MiChi「ONE」
MiChiさんの『ONE』は、未曾有の大災害『東日本大震災』の後に作られた曲だったという事もあって、多くの方が希望を持てるような歌詞になった曲です。今までのMiChiさんの世界観とは大きく異なっていますが、それだけ東日本大震災が日本人に与えたものは大きかったのでしょう。実際に私が住んでいる新潟市でも大きな揺れがあって、アパートから飛び出した記憶がありましたから。
No.7:北乃きい「絆」
北乃きいさんの『絆』は、TV番組『あらびき団』のエンディングテーマになった曲です。この絆では、大切な人には、何も隠さないで話して欲しいと願う者の気持ちを歌った曲です。
私は、この歌の「だめな所も愛せなきゃ 信頼と呼べないわ」というフレーズが好きですね。ただし女性がそう思ってくれたら、その優しさに甘えて、少しだらけてしまう男性もいるので難しい所です。
No.8:いきものがかり「歩いていこう」
いきものがかりの「歩いていこう」は、TVドラマ『ランナウェイ〜愛する君のために』の主題歌となった曲です。私は、この歌の「歩いていこう」というフレーズを1度聴いただけで、耳に凄く残るような感覚を体験しました。
希望に溢れる言葉を使っているのに、少し寂しげに歌っているので、不思議な感覚になってしまうような不思議な曲です。
No.9:鬼束ちひろ「青い鳥」
鬼束ちひろさんの『青い鳥』は、曲名では愛と希望が溢れるようなイメージを抱いてしまいますが、凄く寂しくも辛い現実を歌った曲になります。涙が落ちて、幸せなんてどこにあると言うのか?そのような悲痛の叫びを青い鳥に語りかけるような曲になっています。
もしかしたら、青い鳥に語りかけていると見せかけて、青い鳥自身がそのような悲痛な叫びを抱きながら飛んでいるのかもしれません。しかし、私はどちからと言えば、青い鳥に語りかけているほうが好きですね。
No.10:倉木麻衣「もう一度」
倉木麻衣さんの『もう一度』は、TVドラマ『霧に棲む悪魔』の主題歌になった曲です。大好きな人との大切な思い出が蘇っていき、もう一度だけ大好きな人の笑顔を見たいと願う者の気持ちを歌う曲になります。
2011年のヒットソングのまとめ
2010年から、AKB48の快進撃はとどまる所を知らなくて、メディアはAKB48のような大人数のアイドルグループにばかり注目するようになりました。しかし、そのような時代でも様々なバンドやシンガーが、素晴らしい音楽を作り出していたのです。
特にバンドブームが終わって、バンドの時代が終わったと思っている方が多い中でも、Alexandrosやサカナクションのように素晴らしい曲を作り出しているバンドがあります。そのため、今後はAKB48だけではなく、もう少しバンドやシンガーたちの注目度も高まっていくのではないか?と密かに期待して見守っています。