決して中立な立場をとるような発信ではありません。
前川喜平さんは、「私の友人の友人の父親である」と、
実家に帰ると母から聞かされました。
そして前川さんは、どんな人なのか、特に聞いてもいないのに、
母親は仕入れてきた情報をどんどん口にしていました。(笑)
又聞きなので、私だって真相はわかりませんが、
まさに、このキッズドア渡辺さんのブログに書かれているように、
「あったものをなかったものにできない。」からもらった勇気 – キッズドア 渡辺由美子 オフィシャルブログ
ボランティアに励み、子どもや女性の貧困について、とことん尽力し、
私の友人でさえ、異様なまでの尊敬と信頼をよせ、
人格者とはこういう人のことだと言い切っていました。
だから「出会い系バー」にいったというのも、私は下心が少しはあったとしても、
本来の目的は絶対に違ったのではないかと思っています。
その真相は、彼のみぞ知るなわけで、
私がいい切れるものではないので、やめておきますが、
何が言いたいかって、
その出会い系バーにいったことを棚にあげて、
政府の立派な人間たちが「こいつは変態野郎だ!!」
みたいなレッテルを前川さんに貼り付け、それを週刊誌や新聞社が報じる。
特に読売新聞のあの見出しには、
異常な気持ち悪さと怒りを覚えました。
どうして、心から社会のために活動している人を、
勝手な都合の良い解釈をしてダメ出しをするのか。
もし、内密なまま、「はい、おわり」ならまだいいです。
けれど、こうやって全国に知らしめることって、
これから大人になっていく人たちへの教育機会を大きく損失していると思うんです。
前川さんのこれまでの活動を大きく取り上げれば、
「こんなかっこいい大人になりたい」と思う人は少なからずいるはずです。
誠意をもって活動してきた人を、
自らを守るためにあいつは変態だ! 変態だ!と、
日本全体にいいふらしている大人、
これ、めちゃくちゃかっこわるくてださいんですけど。
はっきりいって、そういう人たちだけじゃありません。
詩織さんの件につながりますが、
そういうことで、ぎゃーぎゃー言っているSNS中毒のおっさんたちのせいで、
明らかに、若者たちはそれを見て「キモ」と思って、社会に目を向けなくなっている。
もう関わりたくないんですよ。
どうするんですか。
詩織さんの件も全く同じ。
私は去年、あるテーマで彼女と学びの時間を共有しました。
適当なことを、彼女がこれまで取り組んできたことなど見向きもせず、
あーでもないこーでもないと話す人たちを見て、呆れました。
もうそれは仕方ないし、メディアが彼女に群がるのも仕方ない。
じゃあ、次は、説明責任を果たすのは、大人たちじゃないの?
山口さん、そして捜査を取り消した警察官の方、中村格さんですか?
あなたたちは、いつきちんと顔を出して、世間に対して説明するのですか?
読売新聞の皆さん、どういう過程でどういう判断で、あんな見出しをでかでかとつけたのですか?
ちゃんと説明してくださいよ。日本から、記者目指す人いなくなりますよ?
あまりにかっこわるくてださいんですけど。
なんだか、この世の中は壊れすぎて、生きるのが疲れてきます。
こうして、僕も、世の中で起きていることに興味をなくしていきそうで、
社会から目を背けてしまいそうで、自己嫌悪に陥っています。