排卵日から1週間の症状とは
今回は、排卵日から1週間の症状についてご紹介していきます。妊娠を望んでいる方にとっては、排卵日からの症状は生理との違いを知っておくことはとても大事な事です。では、その違いについて詳しく説明していきます。
排卵日から1週間の症状とは?
排卵日には、不快な症状を伴う事が多いようです。下腹部痛などの排卵痛をはじめ、卵膜が破られることによる排卵出血などが代表的な症状で、下痢やめまい、吐き気や気分の落ち込みなど人によって症状も様々です。それらの症状とともに、おりものの量が増えたりそれらの症状が排卵日の目安にもなります。ただ、症状の度合いは個人差もあるのであくまで参考程度に考えてください。
生理前初期症状が出始める時期
生理前初期症状は、PMSとも呼ばれ月経前症候群とも訳されます。約80%の月経のある女性が何らかの症状を感じているともいわれています。PMSは、プロゲステロンが増加する事で起こる症状だといわれており、排卵から生理が始めるまでの約2週間起こる症状です。プロゲステロンの分泌量は個人差があるのでPMSが悪化する時期は異なりますが、生理7日前~生理前日に症状が起こる人が圧倒的に多いようです。
症状にはどんなものがあるのか?
風邪のようなだるさや微熱、倦怠感
排卵が終わるとプロゲステロンが急激に増える事で体温が上昇し、この上昇した熱を逃がさないように体内では、血管を収縮し体表面の温度を下げようと働くため、悪寒や微熱、倦怠感といった風邪と似た症状が起きやすくなります。それと同時に、生理前は免疫が低下している時期でもありますので本当に風邪を引いてしまう事もありますので充分気を付けてください。
体の火照りと胸の張り
体の火照りやのぼせが生理前に起こる原因は、プロゲステロンが女性の体に微熱を持たせる特徴があるからです。排卵から生理までの間の黄体期には、プロゲステロンが増加し、卵胞ホルモンが少しずつ減少していくので生理前に火照ったり、体が妙に熱いなどと感じるのです。しかし、プロゲステロンが減少する生理頃になると自然に症状は治まってきます。胸の張りや痛みは、ホルモン量の低下により胸の乳腺が腫れる事で起こります。出産、授乳の経験がない人ほど強く表れる兆候があります。
下腹部痛や違和感
生理前に下腹部が痛むという経験をしたことがある人も少なくないはずです。これは、プロゲステロンが急激に増える事で子宮が収縮し、腹部や腰部が重くだるいと感じるという原因になります。しかし、生理前の下腹部痛が起き上がれないほどひどかった利する場合には子宮の病気のサインである場合もありますのであまりにも症状が重い場合には受診した方がいい場合もあるので要注意です。また、痛みまでは感じなくても、何となくお腹部分がだるいと感じるのもそのためです。そんな時には、我慢せずゆっくりと休養し、お腹を冷やさないようにする事が重要となってきます。
不正出血
生理前に起こる不正出血には、4種類あります。排卵出血、着床出血、ホルモンバランスの乱れ、子宮がんなどの婦人科疾患です。生理と生理の間に起こった不正出血の場合、排卵出血の可能性が高いですが、出血の量が多い場合や出血している期間が長いなどの場合には他の病気も考えられますので充分注意してください。受精卵が子宮内膜に着床する際に起こる着床出血、ストレスや疲労からホルモンバランスが崩れ出血を伴う事もあります。婦人科疾患を疑う場合には、血の塊が出たり、出血量が増え出血期間が長いなど生理とは明らかに違う事もありますので月経不順の方は特に月経との区別も重要です。
匂いに敏感になる
生理前に起こる症状の一つに匂いに敏感になるという事があります。これも、ホルモンバランスが崩れるのが原因で、プロゲステロンやエストロゲンの量が増えたり、減ったりする事で症状が起こるといわれています。これらの症状を抑えるのにいいと言われているのが「豆乳」です。豆乳に含まれているイソフラボンがエストロゲンと似た働きをしてくれるため症状を緩和してくれるといわれています。
排卵日から1週間で生理初期症状があった人の経験談
排卵日から1週間で生理前初期症状があった人の体験談5選
産後も、排卵の時期から生理前までお腹が痛くなることが多いです。その間は生理になっていないのに下腹部が痛くなります。また、精神面でも無性にイライラしてしまいます。夫や子どもにいつもなら怒らないことでも怒ってしまいます。産婦人科にかかって子宮内膜症と診断を受けたものの、お医者様からは「治療をしないといけないほどひどくはない。」とのことでした。食事も運動も気を使ってますが、効果に個人差があると思います。
妊娠前はイライラ、頭痛、腰痛などの症状がありましたが、産後は腰痛を除いた症状が生理の始まる1週間前から始まり生理が始まると同時に治まっていきます。産後は特に育児や家事にも追われる中でのPMSは日々のストレスも重なりコントロールが効かなく、子供や主人にも普段では怒らないレベルの出来事でもきつく当たってしまう事もしばしば。その他頭痛や体の怠さなどで1日の家事をこなす事もしんどく、気力も出ません。そんな時は無理をしてこなそうとはせず、その時の出来る自分のペースに任せてなるべくイライラしたりストレスをためないように子供や主人の為にも努力しています。
子どもが生まれるまではやたらに眠い、食欲が増して特に甘いものが欲しくなる、肌の調子が悪いくらいの軽い症状で特に気にしてもいませんでしたが、出産後生理が再開してからはそれらが著しくなったのに加えイライラやものすごい不安・落ち込みなどの精神的な症状が自分でもはっきりとわかるようになりました。子供にあたってしまって自己嫌悪に陥ることも多いです。
産前から生理前になるといらいらがひどく、よく周りに当たってしまったりしました。産後にはホルモンバランスが崩れて、という話をよく聞いていたので、それがいい方に動いてくれればなと思っていましたが逆にひどくなってしまいました。子供にその時期だけ怒りやすくなってしまい、怒鳴り散らすこともありました。今ではそうなる前に気を付けたいのですが、妊活もしているため薬も飲めません。
出産前はほとんど症状がなかったのですが、出産後再就職から1年ほど経った頃から、排卵の時期になると、下腹部に激痛とオリモノがありものすごく怒りっぽくなります。いつもは怒らないような、2歳娘の「牛乳がいい〜!」「これ、いや!」「トイレ行かない!」などのささいなイヤイヤもスルーできなくなり、ひどく叱ってしまって泣かせてしまうこともあります。下腹部痛もひどく、仕事に支障が出てしまうほどなので、生理痛の痛み止めを飲んでやり過ごしています。
排卵日から1週間で生理前初期症状がなかった人に体験談
排卵日から1週間で生理前初期症状がなかった人の体験談5選
私の場合は、妊娠した途端にピタッと症状がなくなりました!毎月、肩こりと背中の張りがものすごくひどくなるのがPMSの始まりだったのですが、妊娠した月はまったくそれがありませんでした。PMSの症状がなくて、妊娠に気づいたくらいです。その後すぐつわりが始まり、それはそれでつらかったですが(笑)
私もPMSひどかったんですが、妊娠した月はまったくなく…親族に不幸があったときに重なったので、気が張って症状でないのかなぁって思ってたら妊娠してました☆
妊娠したら生理が当然止まるから、イライラは無かったよーな。 しかし、私は心配な気持ちとか、つわりの憂鬱やイライラはありました。 産後、生理が復活したらまたイライラも復活…嫌になっちゃう。
9月から体質改善に取り組んでいるわけだけれど、その成果が少しずつ、色々な形で出てきているような気がする。生理に関するリズムもその一つ。もともとわたしは生理周期はきっちりとしている。乱れることは滅多にない、というかほぼない。が、PMSや生理痛は酷かった。ピルを服用している間はまだマシだったが、結婚後は控えている。となるとたちまち不快症状があらわれ、そういうもんだ、と思い込んでいた。でも、そうじゃなかったのね。
最近、ちょっと基礎体温をサボり気味で、次、いつ生理がくるか全く把握していませんでした(汗)。手帳も切り替えたばかりという関係もあり、なんとなく今が生理前かな~という認識ぐらいしかしておらず・・・・・でも、体調も精神面もお肌もまーまーだし、まだかな、ぐらいに思っていたのです。それが今日、昼間、下腹部が痛いと認識 → オンナノコがきた!みたいでビックリ。
生理予定日から1週間前に使える妊娠検査薬
妊娠検査薬
妊娠検査薬とは、妊娠すると分泌されるhCGというホルモンに反応する検査薬の事で、市販の検査薬では尿中のhCGの量が50mIU/mL以上の時に陽性反応が出るのが一般的ですが、早期妊娠検査薬はhCGの量が25mIU/mL以上で反応が出るという仕組みとなっています。なので生理予定日6日前くらいから使用でき、1本入り1,000円前後で薬局などで売られています。購入場所として他には、海外製はインターネットショッピングサイトなどでも購入できるので薬局に買いに行く暇がない方にはおすすめです。
生理予定日から1週間後に使える妊娠検査薬の使い方
妊娠検査薬の一般的な使い方は、妊娠検査薬の蓋を取り、濾紙部分に尿をかけて使います。尿検査とは違って、どの時間帯の尿でも反応は変わらないのが特徴です。尿を掛けたら、水平に保ち1分ほど静置します。衛生面を考え、尿を掛けたらすぐにキャップを締めるといいでしょう。妊娠検査薬には、判定窓と終了窓の2つがあり、陽性か陰性の反応が出る判定窓と検査が終了したかがわかる終了窓の両方に線が浮き出れば陽性、陽性であれば1分ほどで両方に線が浮き出ます。その場合、妊娠している可能性があることを示しています。
まとめ
今回は、排卵から1週間の体の変化についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?生理前の体の変化は、人によって様々ですが常に自分の体調と向き合う事は子宮の病気などを見つける手がかりの一つになったりとても重要な事にもつながります。ぜひ、この機会に自分の体調の変化を見直すきっかけになっていただけたら幸いです。