本文閲覧
函館市史 通説編1
函館市史 通説編2
函館市史 亀田市編
函館市史 銭亀沢編
恵山町史
戸井町史
椴法華村史
南茅部町史 上
南茅部町史 下
キーワード検索
年表検索
ヘルプ
ADEAC トップへ
ログイン
函館市 函館市地域史料アーカイブ
参照データ
参考データ
刊本閲覧
函館市史 通説編2
第2巻 第4編 箱館から近代都市函館へ 第13章 社会・文化諸相の光と影 第3節 文化施設 2 公立図書館の芽ばえ
書籍館の閉鎖
1474 / 1505 ページ
目次へ
前へ
次へ
明治26年4月の区会決議により、公立函館書籍館は函館区共有文庫と改称され、函館教育協会の手を離れて、函館区共有財産管理委員の下に移った。ここにおいて、思齊会以来の宿願としてようやく開館にまで至った公立書籍館は多くの蔵書を収容した単なる「書庫」としての存在でしかなくなった。その後、函館教育協会内においても再び書籍館経営が検討されたりはしたものの、『函館区史』によれば、「再興謀りしも未だ成らずして四十年被災」と記されているように明治40年の
大火
に遭い、函館区共有文庫は焼失してしまったのである。
目次へ
前へ
次へ