ほとんどCG。「カーズ」のマックィーンがスマホでうねうね動くレーシングカーになった
ついに時代がここまで来ました!
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ついに、現実がアニメに追いつく日が来てしまいました。
それが、スフィロの新製品『アルティメット・ライトニング・マックィーン』です。
まずは、この動画を見てください。これはCGではありません。
発表会でCGだと思って見ていたら、その予想は裏切られたのです。もちろん、いい意味で。
瞬きしながら表情をかえる、マックィーン。
叫んだり、唸ったりしながらおしゃべりするマックィーン。
そして、華麗にドリフトを決めるマックィーン。
アニメの『カーズ』に登場するライトニング・マックィーンが目の前にいたのです。
球体型ロボット『Sphero』などておなじみの米スフィロ社がピクサーのチームと協力し、できあがったのが、このミニチュア版ライトニング・マックィーンというべきレーシングカー『アルティメット・ライトニング・マックィーン』です 。
スマホの専用アプリでラジコンのようにはドリフトさせて走らせたり、ミニゲームも楽しむことができます。「本物と同じように動きや表情をつけるところに、いちばん苦労した」というだけあり、その挙動はビックリするほどリアルです。
まずは顔。フロントガラス部分は、特別な台形型の液晶を使用。「目は口ほどに物を言う」じゃないですが、マックィーンのコロコロ変わる表情が、リアルタイムのアニメーションする目の動きと、サスペンションによって再現されています。そして口部分。ここは、やわらかい素材でつくられており、アニマトロクスによって、実に自然に動くのです。細かすぎる!
ちなみにひっくり返すと「Help me!」と怒ります。かわいくて、ついついひっくり返したくなります。
そして、車体にはいっさいシールは使わずプリントしたという、デザインにもこだわりが詰まっています。
テールランプやヘッドライトも光ります。『アルティメット・ライトニング・マックィーン』のパーツ数はなんと450個!
給油......ならぬ充電部分。こんなところにもコダワリが。
動きももちろんリアル。6つのモーターを内蔵し、ドリフトするときの車体の動きなどが映画さなからに再現されています。
操作画面。左の円をタッチして走らせます。右のボタンで、バックやドリフト、ターボなどが可能。
肝心の操作ですが、すごく操作しやすい! 難しそうなドリフトも、ボタンひとつでギュイーンと曲がるので爽快です! ラジコンなどをまったくやったことがない人でも簡単に走らせることが可能。最初に位置をあわせれば、あとはリモコン画面をタッチして前後左右にスイスイ動きます。
ギュイーンギュイーンと走らせていると、時々マックィーンが話すのも楽しい! なんだか、こっそりカーズの世界に紛れ込んでしまったかのような、不思議な感じすらしてきます。
価格は税込みで4万1450円。発売日は6月23日。設計も性能もスゴイぶん、お値段もそれなりです。とはいえ、この出来なら納得。
「ここまできた!」「ここまで遊べる!」という興奮と感動を届けてくれるでしょう。
マックィーンと同じレッドの、充電用マイクロUSBケーブル、地域別プラグのついたACアダプター、ガイドブックが同梱されています。
7月15日からは、ディズニー/ピクサーによる映画最新作『カーズ/クロスロード』が公開されます。この夏は、赤いボディのライトニング・マックィーンが熱い旋風を巻き起こしてくれそうです!
(C)Disney/Pixar