昨年『TED』でNASA本部、惑星科学ディレクターのジェイムズ・グリーンが「あと10年以内に地球外生命体を発見できそうだ」と発言して物議を醸しました。
注目されたのは「太陽系内で」という条件が付いたからです。
宇宙空間でDNAの塩基配列を調べることが可能な「minION」というシークエンサー試験を、NASAは続けています。
この発言により、
「マジで!?」
「エイリアン、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
と、UFOコミュニティは元より、宇宙人肯定派、宗教学者など、様々な分野の方々が色めきたったわけですが、これ、よく読むと「地球外生命体」なんですよね。
微生物レベルの可能性も高いです。
地球外「知的」生命体とは言っていないのに、「エイリアンが」と煽っていくあたりに、陰謀とアフィリエイトの匂いがぷんぷんします。
例によって日本語版はこちら
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とても面白い記事なのですが、残念ながらYoutubeが削除されてしまっています。
個人的に、最も目を引いたのは最後の見出しでした。(2ページ目です)
『日本人宇宙飛行士も断言「宇宙人は絶対にいる」』です。
アストロノーツの選抜は常軌を逸した難関です。
それを突破した方々が断言しているのですから、おそらくは「何か見た」のではないかと邪推したくなります。
実を言うと、宇宙飛行士どころか、大気圏内を飛ぶパイロット達も同じことを言う方が意外に多いです。
旅客機のパイロットは匿名であること、カメラを持っていないことなどを明らかにしないと「引退」でもしていない限り、あまりお話しを聞かせてくれません。
というのも、UFOを見たと明言したパイロットは「頭がおかしい」ということで、軽く300名以上が乗り込む機体の操縦士枠から外されてしまうのだそうです。
軍用機もかなり似たような部分がありますが、どちらかというと空軍よりも海軍航空隊の方がよく見ているような印象が残りました。
(F-14がF/A-18に主力艦載機の座を譲って久しいですが、『TOPGUN』は続編が作られるのだとか)
UFOも下が海の方が、発見されづらいから?とも考えましたが、純粋に出撃頻度の問題だと、元パイロットの方が教えてくれました。
また、戦闘機動において、「太陽を背にする」のは基本中の基本らしく、複葉機の時代から続いているセオリーということも聞けました。
(レーダー技術が発達した現代でも、いざ空中戦となるとバックに太陽は基本だとか)
そして、ここにもUFO情報が紛れていました。
太陽を直視しない範囲で、太陽側に庇や雨どい、またはカラーフィルターを何10枚も付けたレンズで撮影をすると、かなりの確率でUFOを撮影できる地域があるそうです。
(非常に危険なので、お子様がいる場合には絶対に試さないで欲しいのですが、大人の方も「目玉焼き」を自前でかましたくない場合にはご注意下さい)
どうしても実験したい場合、スチール、デジタル、ビデオを問わず、ファインダーを見ない方が良いでしょう。
機材が高確率で焼き付いてしまうことにもご注意です。
眼球についても、機材についても全て自己責任でお願い致します。
私は、名前の通り、夜空専門ですからこうした危険性と無縁です…
…が、実は一度だけカラーフィルター約30枚を装着したレンズ+直接、ファインダーを見ずにPCに投影するという方法で、太陽付近を探してみたことがあります。
結果ですか?
秘密めかしておきたいところですが、正直に言います。
何も映らず、2時間ほど粘ったのですが、何も見つけることは出来ませんでした。
またいつか、挑戦しようと思っています。