『クレジットカード決済をお店に導入したいけれども、初期費用はきっと高いんでしょ?体力のないうちには無理だよ』と嘆いている経営者のために、今回はクレジットカード決済機を導入するためにかかる費用について記事を書いてみたいと思います。
自店舗にカード決済を導入したいと思う経営者の方は是非、参考にしてみてくださいね。
カード決済機にも様々な種類がある:
まず、クレジットカード決済機と一言にいっても、世の中には様々なタイプの決済機が存在します。
一番有名なのはやはり「据え置き型」と呼ばれる端末。こちらの導入費用な相談するクレジットカード会社や決済代行会社によっても異なりますが、だいたい10万円前後の費用がかかるのが普通です。
更にSuicaや楽天Edy、nanacoといった電子マネーまで同時に導入する場合には、追加でまた10万円くらいかかることも多いので、クレジットカード+電子マネー決済導入で20万円前後の費用がかかることを覚悟したほうがいいでしょう。
もちろん、1台あたりの単価なので、店舗数が多いレストラン経営者や、1店舗にレジが2つも3つもあるような店舗の場合には、その分だけ高く付きます(下記記事なども参考に)。
ちなみに。
まとめて据え置き型の決済機を導入する予定がある…というなら、クレジットカード決済機の一括見積サイトなんていうのもあるので、そちらも活用ください。うまく交渉すれば1台あたり10万円未満で導入することも可能でしょう(見積もりサイトはこちら)。
導入費用が安いのはモバイル決済:
『いやいやいや、初期費用で10万円以上かかるとか、うちには無理だよ』と思う経営者の方は、iPhoneやiPadなどのタブレット端末を利用した電子決済である、モバイル決済を導入するのがおすすめ(モバイル決済の解説はこちら)。
例えばモバイル決済として有名な「楽天ペイ」を導入するためには税込18,800円の決済機を購入しなくてはいけないのですが、購入費の全額がキャッシュバックされるキャンペーンが実施されているので、実質0円でクレジットカード&電子マネー決済を導入することが可能です(手元にスマホやタブレットがある場合の話)。
下記条件を満たした場合、楽天ペイに登録いただいている口座に、Rakuten Card & NFC Reader Elan(エラン)1台分をキャッシュバックいたします。
【キャッシュバック条件】
カードリーダーを購入し、審査通過月を含め4ヶ月以内に以下を実施いただくことA:カード決済のご利用(キャッシュバック対象にしたいカードリーダーを1回以上ご利用ください)
・楽天ペイ(カード決済)を使って10万円以上の決済を行うことB:アプリ決済のご利用
・楽天ペイ(アプリ決済)のダウンロードし、ログインを行うこと
まぁ条件については読んでも「?」かもしれませんが、楽天ペイの仕組みを理解すればそれほど難しくない&ハードルも決して高くないので、レストランや居酒屋などの店舗だけでなく、小売店での導入でも端末代を無料にすることは難しくありません。
しかも猶予期間は4ヶ月ほどあるので、その間にしっかり仕組みを覚えてお客さんにクレジットカードを使ってもらえれば大丈夫です。
国による補助も始まりそう:
『モバイル決済も魅力的なんだけど、うちは高級店なんで据え置き型のクレジットカード決済機を導入したいんだよな。でも1台10万とか無理だよ…』と思う方は、政府による補助金開始を期待するのも手。
下記の日経新聞記事によると、日本政府がクレジットカードや電子マネー決済の比率を高めるために近々、支払い端末の設置費を補助する施策を開始するとのことなので、その時を待ってから導入してもOKだと思います。
このため政府はカードや交通系ICの支払い端末の設置費を補助する支援策を厚くする。公費数百億円を使って設置を促すほか、レシートの電子化なども進めて決済手続きを簡単にし、20年に大都市圏の主要施設や観光地などで「100%キャッシュレス対応」を目指す。地方都市にも施策を広げる。
但し、クレジットカード決済機を購入する費用を全額、国が補助金で賄って貰えるかといえばそんなことはないと思うので、あくまで設置費がちょっと安くなる程度と思っておいたほうが無難。
そう考えるとやはり優先順位としては実質0円で導入可能なモバイル決済を導入するほうが、初期費用を抑えるメリットがあると言えそうです。是非、検討ください。
以上、クレジットカード決済機を導入するにはいくらかかる?モバイル決済を利用すれば、初期費用&端末購入金額を実質0円にすることも可能です…という話題でした。
参考リンク:
飲食店や小売店経営者や株式会社等を経営している方は、下記のビジネスに役立つクレジットカード知識集もあわせてご覧ください。知識を身につければ、自社ビジネスをもっと成長させることも夢ではありませんよ。