あんまり最近は野球を見ていなかったんだけれど、彼が投げると聞いて久びりに実況を見ていたらうるうるきてしまったので書きなぐりする。
甲子園で優勝してハンカチ王子とマスコミに祭り上げられて
どういった対応をしていいかもわからずに若さゆえに思うことをそのまま言ってしまったら生意気だと叩かれて
色んな人にネタ扱いされたり
バカにされたりいっぱい暴言も吐かれただろうな。
過去のことや同期との比較をいつでもどこでもされ続け。
去年はその自責の念からか背番号の変更を申し出た。
でも日ハムが提示した新しい番号は『1』
彼はそれでも期待された。
甲子園から10年経ってもみんなに注目されることに変わりなくて。
だけれど怪我にずっと悩まされ続けて。
自分だったら精神が壊れてしまうだろう
でも彼は壊れなかった。
何があそこまで彼を前向きにさせるんだろうか。
頑張っても頑張っても、そのたび毎回甲子園で投げ合ったマー君と比較されて。
どうしてそんなに強くいれたんだろうか
腐らずにいれたんだろうか
今日彼は623日ぶりに勝利投手になった。
お立ち台で言った言葉は
『うれしいです・・』の後から
『うれしくはないか・・。ちょっと長かった、スミマセンでした』
いいんだよ。さいてょ。
今日くらいは嬉しいですって言ったって。
俺も嬉しいよ。さいてょが勝ってくれて本当にうれしい。
君は間違いなく僕のような日陰者にとっては誰よりもヒーロー。
応援している人は日本中にいるってこと今すぐ伝えにいきたいくらい。
怪我だけには気をつけて。これからも君のピッチングを見せてくれ。