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二つ前と三つ前の投稿で、アメリカ、イギリスで、脳みそ煮え煮えであさっての世界に飛んでいってしまった判事さんや、移民制度を利用して国を滅ぼすために日夜精勤しているベンゴシさんたちを見てきましたが、これらと比べても、やはり、あの2つの国は、決して色あせることのない「人権原理主義」国としての輝きを放っています。
それはスウェーデンとドイツ。移民難民の理想郷です。
こんかい、この人権のためなら国が滅んでもかまわないといわんばかりの「人権原理主義」っぷりが際立っているニュースが届きましたのでお伝えします。
スウェーデン：「ISISに同調？そりゃ大変だ・・・！死刑になっちゃうからシリアに送還しちゃだめだ！」
あの移民で有名なMalmoで、2016年10月、シーア派ムスリムの住民が集うコミュニティセンターに火炎瓶が投げつけられ放火されるという事件があり、30歳のシリア人の男がテロ攻撃と放火の疑いで起訴されました。
この事件では、ISISが犯行声明を出したといいますが、警察はこれを疑わしいとしましたが、犯人のシリア人はISISに同調していることが確認されました。
そしてMalmo地裁が彼を釈放すると、スウェーデン警察は、これを強制送還することを意図してすぐに拘束しました。
ところが、なんとなんと、男がISISを支持しているという事実によって、彼は強制送還を免れたというのです。
彼の関連先はシリアまたはサウジアラビアと見られていますが、これらの国に送還されたら、テロ組織とのつながりゆえに処刑されてしまう心配があるから、というのです。
・・・・ちょ、ちょっとまった。これ聞き間違い？僕の耳がおかしくなったとか？
「彼はISISに同調している。」
ふんふん、そりゃ危険だね。
「だから、シリアやサウジといった国に送還されたら、処刑される危険がある」
なるほどなるほど、そりゃそうだよね、だってシリアどころか、あのあたりの国全部にとってISISといったら恐ろしい敵だもの。
「そんなことは人権上認められない。強制送還はダメだ。」
・・・・は・・・はあ？
じゃ、じゃあ、危険な集団のメンバーや同調者であって母国では処刑の可能性がある人間は、スウェーデンでは強制送還されずに保護されるってこと？
ってことは、スウェーデンは世界一のテロリスト天国になっちゃうってことじゃん！
シリア人がISISに同調しているなら、その扱いはシリア政府に任せればいいではないですか。そりゃ悪くすると処刑されるかもしれない。でも、本人はそれを承知で、アッラーに殉ずるつもりでその道を選んだんじゃないの？
こんな論理が通用するなら、
「彼はタリバンのメンバーだ。彼を強制送還したら母国で厳しい尋問と刑罰が待っている。送還はダメだ。」
「彼はフィリピンドラッグカルテルのメンバーだ。彼を強制送還したら母国で厳しい尋問と刑罰が待っている。送還はダメだ。」
・・・ってことになっちゃうじゃん。
わからない、わからない、何度考えてもわからない・・！
誰か教えて！どうしてこうなるの？
このニュースは、The Localという媒体で単発で出てきただけのものなので、このような慣行がスウェーデンで広く行われているのか、たまたま1件だけなのかはわかりません。
しかし、「人権大国」スウェーデンでは、シリアから帰還したジハディストたちを逮捕拘束せずに、補助金を与えて社会復帰を促そうという試みが真剣に検討されている、ということもあるので、
「ISIS同調者は母国で処刑の危険があるから送還しない」というのはスウェーデン的基準からすると「あながち大それたこと」ではないかもしれません。
あっぱれ、人権大国、完全に脱帽です。
今後、世界一のテロリスト天国への道をまっしぐらに進んでいくことになるでしょう。（いや、マジで将来、スウェーデンパスポートで日本に入国する人物は真剣に精査する必要が出てくるかも知れない。）
ですが、スウェーデンに負けず劣らずスゴイ国があります。
ドイツ：殺人犯大歓迎！
ドイツでは、難民申請許可をすばやく受けられるようにするために、申請者たちに怪しげな方法を使う潮流が出てきているというのです。
本当かどうかわからない「殺人」を母国で犯してきた、と申請者が告白すれば、「強制送還すると処刑される危険がある」ということで、強制送還が不可能になるとか。
アフリカや中央アジアからの難民申請者は、自動的に申請が認められるわけではないのですが、欧州人権法令によって、EUメンバー国は、処刑される可能性がある場合申請者を母国に送還してはならないと定めている、とか。
ドイツのの法律では、申請者の主張はすべて精査しなければならないというのですが、当該申請者の居所を明らかにしてしまった場合は出身国と協力することはできず、その結果しばしば単なる告白のみで、難民申請を許可しなければならない、というのです。
フランクフルトの法務長官であるNadja Niesen氏は、「こういった捜査の数は著しく増えました。11月には、難民申請者が故国で犯罪を犯したということで捜査をせざるを得なかった手続きは60件を超えます。」と語っているそうです。
はあ？
ムチャクチャ！
じゃあ、日本にも死刑制度があるから、
「私はジャパニーズヤクザのメンバーで、日本で3人の人間を殺してきました。帰国したら死刑は免れません」
と言えば、ドイツで難民として認められるのかしら？
「殺人を犯したような人間は国には入れてはいけない、もしかすると国民に害を働くかも知れないから。」という常識が働くのでなく、
「送還したら死刑になる（←おいおい自分のやったことの報いだろ）。だから送還せず難民として受入れよう。」
人権祭りもここにきわまれり！ ・・・も、もう、こんな非常識な人たちとは、テキトーに距離を置いたほうがいいかも・・・・
なんだか、G7で欧州仲良しクラブと距離を置いていたトランプ氏が、とても賢明で全うな人物に見えてきました。
だって、欧州の門を開け放って大量のムスリムナンミンを入れちゃったあげく、「時計を戻したい」とか言ったりして、さらにはこんな法制をも野放しにして平然としているメルケルさんとか・・・・いったい大丈夫なの？
他人を非難する前に、そして温暖化がどうとか言うまえに、このトンデモ慣行をやめさせることを考えないのかしら？
謎過ぎる！
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