ポケモンGOは一時期、爆発的な流行をみせ、それからかなり落ち着いた状況となっています。他のスマホゲームと異なり、実際に行動するプレイスタイルと、ガチャがないことが特徴と言えるでしょう。そんなポケモンGOは儲かっているのか。発売会社の「Niantic」が一部を明らかにしました。
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パートナー企業からの収益
Nianticの戦略パートナーシップ部門担当副社長が、新聞のインタビューに答えたところによると、「プレイヤーがある場所に行けばアイテムをゲットできるようにすることで、客単価で最高0.5ドルが支払われている」とのこと。
また日本ではこのシステムにより「5億人」のユーザーをパートナー企業に誘引しているようです。昨年夏のピーク時にはマクドナルドの各店舗1日あたり2,000人を集客したという驚きの数字です。仮に0.5ドルと高い客単価を適用してみると、日本だけで「2億5,000万ドル(約280億円)」をパートナー企業から得たことになります。
2016年売上の推計
ゲーム内でデジタルグッズを販売して売り上げを得ているシステムもあるため、リサーチ企業アップアニーによると、ポケモンGOは昨年9億5,000万ドル(1,090億円)の売り上げを生んだと推計されています。
事実としては、売り上げの一部を受け取る株式会社ポケモンの純利益は2016年決算期が6億1,900万円に対して、2017年決算期は159億2100万円となっています。
グローバルへの展開
アメリカではSprintとStarbucksの7,800店舗と提携しています。今年になって韓国でサービス開始されるなど、これからもグローバルへの展開が考えられます。「儲かっているの?」という質問には間違いなく「儲かっている」と答えられるでしょう。