学生はかわいいのでやりがいはあります。ただどうしても外国人教師との差がありすぎてやる気を削がれます。外国人教師は朝、8時から8時半のあいだに自由に学校に来ます。しかし日本人教師は違うビルに行き、8時にタイムカードを押します。帰りはまた5時にタイムカードを押しに行きます。外国人教師は4時を過ぎたら自由に帰り始めます。勤務時間が人種により1時間異なるということです。参考になった!0
外国人教師は小学校担当と中学・高校担当と分かれて、自分の教室を持ち1つの学年に専念できますが、日本人教師は教科書、教材やプリントを持ち、教室やビルを移動します。文科省カリキュラムとPYPカリキュラムを全ての学年に対して同時に考えることも要求されます。授業では英語を使って6歳児とゲームをした次の時間、文科省の国語の教科書を使って高校3年生に国語を教えるのも日常的にあります。日本語はいらないと考える外国籍の親の子どもと、国語の塾に通っている日本人の子どもが同じクラスにいます。
日本人は教師ではなくスタッフですから、小学校低学年の親の子どものピックアップの手伝いから、昼頃に行く公園への散歩(40分ほど)の手伝いもあります。
日本人の常勤教師は10ヶ月契約です。9月から翌年6月までで、7月と8月は給料が出ません。また日本人教師と外国人教師は待遇が違います。外国人教師は学歴や経験によって給料が変わりますし、住宅手当もつきます。しかし、日本人はオフィス・スタッフも教師も、給料は一律一ヶ月20万円です。税金を引かれて手取りは16万5千円ほど、その中に住民税は含まれていないので自分で住民税を払うと、一ヶ月の給料は15万ほどと考えたらいいと思います。一般的な外国人の先生はこの3倍以上の給料をもらっています。もちろんほとんどの外国人教師は担任クラスを持っているので責任感が違いますが、担任を持っていない教師もそれなりの給料をもらっています。参考になった!0
毎日精一杯、授業をして準備をして、その他の仕事やイベントにも参加して、給料は外国人教師の3分の1です。20年以上の日本語教師の経歴、日本語教師検定合格、言語学の修士号、TOEICの高いスコア、何も活かせません。ボーナスなし、昇給なし、3年以上の勤務は(法律上、給料昇給が義務らしいので)不可です。
特に福利厚生はない。外国から採用している外国人教師については、全くわからないが、日本人教師に関しては、時間給のパートタイムなので、8時から5時までの8時間分の給与のみです。交通費も全額支給ではありませんでしたので、福利厚生まで制度はありません。参考になった!0
契約通りの出勤で、早出、遅番は無い。しかし、勤務時間内には当然、任務は終了できないので、生徒の成績管理、テスト作問、採点、授業準備、教材研究など、自宅持ち込み、休日返上で行う。しかし、その分の振替や給与はなし。参考になった!0
17:00には、建物から退勤しなければならないが、残業は全て自宅持ち込みの、休日も返上で、授業準備、成績管理、テスト作成、採点、日々のノート整理などに充てる。勤務中の空き時間はほぼないので、9:00に授業開始後、16:00までみっちり教壇に立つ。お昼休憩の週に2回は、生徒指導に当てられ、その分の回復処置もなし。参考になった!0
日本人教師は、実労働の割には時給がとても安価。実質労働は、教壇に立つだけでなく、授業の準備、生徒の成績管理や採点、日々のノート整理など、教壇に立つ以外の仕事内容が断然多いが、その分の時給はなく、持ち帰り仕事ばかりだった。休日も帰宅後も殆ど仕事をしていたので、大変条件は良くなかった。参考になった!0
正社員も講師も1年契約であり、雇用体制は安定していない。参考になった!0
講師は、契約終了後学校の連絡待ちとなり、連絡がなければ契約が終了となるので、安定性がない。
12年8月から講師は月契約になるらしい。
正社員はといえど、夏、冬など長期の休みは無給で福利厚生などもきちんとしていないので、20代前半の若い独身者または60才以上の年配(退職者。ほとんどが縁故関係)が圧倒的に多い。
学校経営は、中国に進出するなど黒字のようなので、雇用の不安定な状況をもっと改善すれば、30~40代の中間層も増えていくのでは。
たいてい数か月から1年くらいでやめていく人が多いので、落ち着いて働けないのが現状。
在籍する生徒は裕福な家庭の子弟が多いため(ほとんどが韓国人)、生徒の質は悪くないが、雇用されて勤務している教師の待遇がかなり悪いので、すぐにやめてしまう教師が多い。参考になった!0
ひどい時は、勤務して3日でやめてしまう教師もいた。
以前は講師でも時給1時間3000円だったらしいが、近年は時給1200円と、他の学校の講師料と比べて、かなり低い。
一般にインターナショナルスクールで教える場合、教材の準備、生徒の膨大なテストや宿題の採点、家での授業の準備と、そのことに時間を割かなければならない。
だから一般にインターの講師の時給は3000~5000円が相場だそうである。
しかし時給に全く合わない状況がまかり通っているのが、この学校の現状である。
正社員も賃金が低く、残業はボランティアになってしまうということで、気持ちよく働ける雇用状態とは全く言えない。
雇用の安定性を要求しても、いやならやめてもいいと啖呵を切られるので、それならばとやめてしまう人が多い。
この学校は、求人や学校のサイト等の求人を見ると1年中募集しているので、定着率が悪い証拠です。
それでもボランティア的に経験のため働いてみたいと言うのであれば別ですが。