誰かに伝えたいよ、この面白さ。
6月4日まで東京ビッグサイトで開催中の日本最大規模のおもちゃの展示会「東京おもちゃショー 2017」。Y・ボリューション ジャパンのブースでは、さまざまな近未来的ファッション、乗り物「JYRO」を体験することができます。それは、取材に赴いた大人3人、みんなでキャッキャとはしゃいでしまうほど。誰かに伝えたくてたまらんのです!
neonキックス ハイトップ
難易度:☆☆☆☆☆
シューズ×光のコラボレーション。ソール側面に仕込まれたLEDがペカペカ光る、近未来的なライトアップシューズです。発光色や発光パターンは本体に備わったスイッチで変更することができますよ。ポイントは、一般的なシューズ並みに軽いこと。そして比較的安め(7,800円)であるところ。今回紹介するものの中で、唯一運動神経が不要なアイテムです。
編集部松井「プロレス見に行くときに欲しい」
neonストリートローラー
難易度:★★★★★
シューズのかかと部分に取り付けるタイプのローラーユニット。一昔前にシューズ底部に小型ローラーが付いたキッズ用シューズが流行りましたが、それをやや本格的にしたものですね。なお、移動時にはローラー部がペカペカとLEDで光りますよ。
ブースのアシスタントのお姉さんはスィーっと乗っていましたが、今回乗った物の中では最も難易度は高く感じました。かかとに重心を置くといった不安定かつ勇気が必要なポジションは、運動神経・反射神経が鈍ってきた大人にはハードル高くないですか!? 頑張って練習を積めば乗りこなせるとは思いますが、練習中はプロテクターを付けたほうが良さそうです。
編集部斎藤「憧れの4輪駆動、もう足は要らない」
JYRO Solo(ジャイロソロ)
難易度:★★★★☆
セグウェイのように体重移動で移動するタイプの乗り物。運動神経が鈍ってきたアラフォーとしては、「こんなの動かせるの!?」と思っていたのですが、実際に乗ってみると「1日練習すれば乗りこなせるかも?」といった感覚です。慣れたら、スイスイ移動できてきっと楽しいですよこれ(そこまで至っていませんが)!
動力はバッテリーで最高時速は20km/hほど、走行距離は15-20km。公道は走れませんけど、敷地内や許可を得た公園などでどうぞ。
ライター小暮「すごく集中力を消費するけど、なんとかいける」
JYRO Roll(ジャイロロール)
難易度:★★★☆☆
スケボーのようなスタイルで、こちらも体重移動で動かします。上半身でバランスが取れる分、「JYRO Solo」に比べると乗りやすいイメージですね。3分ほど練習すれば、ひとまず乗って制止するところまでは到達できると思います。
とはいえ、乗っている最中は神経を集中する必要がありますし、足はプルプルします。動力はこちらもバッテリー、速度は15km/hで、走行距離は12km、公道NGです。
ライター小暮「インナーマッスルが鍛えられそう」
どの乗り物も、身体を使った運動があまり得意ではない僕たちにとっては、どれも新鮮でユニークな体験でした。特に「JYRO Solo」と「JYRO Roll」に関しては動き出すのが大変です。体重移動で動くという概念はわかるのですが、不安定な足元の上でそれを実践するのが難しいのです。
「まずは動くことだけを考えて」
「うごけ、うごけ、うごけ……」
といったエヴァンゲリオンのパイロットになったかのようです。
でも、そうこうするうちにバランスを変えて進むことを覚えてきて、ある程度自分の意志で進むことができるようになるんですよ。人間って不思議ですよね(非常に集中力を使う行為です)。
そんなコツがわかりはじめたY・ボリューションの「JYRO」シリーズ、これはハマっちゃいそう。公道で乗れるようになる日、もしくは乗れるような場所が増えていくといいなぁ。
image: ギズモード・ジャパン
source: 東京おもちゃショー, Y・ボリューション ジャパン
(小暮ひさのり)