こんにちは、ディレクターのむむです。
Web サイトを運用していくと 「なんかサイト開くのが遅いなー」「もっと早く開いてよー」と、イライラしてしまうときってありませんか?
私はすごくあります。そして、見たくて開いたはずのそのサイトがなかなか開かないから、
もういいよ!
と、ブラウザを閉じた経験がなんども。
これ、運用している側からしたらすごく怖いですよね。
「なんかこのサイト重たいな」
を放置していると、PV 数や UU 数の低下につながりかねません。
少し前のデータにはなりますが、アドビ システムズ 株式会社が 2015 年 12 月に発表した消費者のコンテンツに関する意識調査によると、
ユーザーの 45% が「読み込みに時間がかかる」ことをコンテンツ離脱時の理由に挙げている
のです。
せっかくクリックしてくれたのに、表示されないから離脱されるなんて、そんな悔しいし悲しい!
では、Web 担当者はそんなときに何をどうしたらいいのでしょうか。
確認するべきポイントをまとめてみました。
表示スピードが知りたい!
でも、どこで見たらいいのかわからない。
そんな Web 担当者さんへ朗報です。
なんと、サイトの表示スピードを下記サイトで簡単に知ることができるのです。
どのサイトも検索したい URL を入力して、決定ボタンを押すだけのカンタンな仕様になっています。
なにコレやだ便利。
現在契約しているサーバー容量が 10GB なのか 200GB なのか、プラン内容の把握をまず行いましょう。
また、いくつかの Web サイトを保有している場合は、「メールサーバーも同じサーバーを使用しているのか」「共用サーバーまたは専用サーバーなのか」など、改善したいサイトの利用状況をまとめるところから始めましょう。
プランを確認した結果、必要だと判断したら、スペックアップを行いましょう。
最近のケータイ電話は、画素数の高いキレイな写真を手軽に撮影することが可能ですよね。
その写真をそのまま使用すると、実際の表示に必要なサイズより多くのデータを送ることになるので、リサイズするなどの配慮が必要となります。
サーバーのプラン内容といった環境を確認したら、サイトで使用している画像が不必要に大きなデータ(メガ px サイズなど)になっていないか、確認しましょう。もし大きすぎるデータになっていたら、サイトにとって適正なサイズや容量に修正するようにしましょう。
最近の Web サイトのトレンドのひとつに、動画を背景やメインビジュアル、記事コンテンツに埋め込むことの増加がありますが、MP3 のデータをそのまま埋め込んでしまうと、サイトを一気に重くしてしまうのです。
効果的なのは、YouTube など動画配信サービスに一旦アップロードし、共有 URL を埋め込むことです。MP3 などをダイレクトに埋め込むよりはるかに負担が軽くなるので、こういった方法も取り入れてみましょう。
サイトを作ったときは最新だったプラグインも、時が経つにつれて次世代モデルが登場し、最新仕様への対応が遅くなってイルことも。他に比べて異様に処理時間を要しているプラグインがないか確認してみましょう。なかにはそれぞれの処理時間の割合を表示してくれる便利なプラグインもあるので、WordPress を遅くしている原因となるプラグインを特定すると良いでしょう。
処理速度が遅すぎるプラグインを発見したら、類似プラグインやプラグインのバージョンアップを行い、軽量化を図りましょう。
CDN とは、ネット上に Web コンテンツのキャッシュを蓄えたサーバーを配置し、ユーザーを最寄のサーバにアクセスさせることでオリジナルの Web サーバーに代わって配信する仕組を活用し、コンテンツ配信を効率化・高速化するサービスです。
Amazon CloudFront や Akamai、Azure CDN などがあります。
メディアサイトの場合、サーバーの負荷を軽減するために導入を検討するのもアリかもしれませんね。
せっかく作った Web サイトなのでせっかくなら、気持ち良くユーザーに届けたいですよね!
Google から PageSpeed Insights という携帯端末やデスクトップ端末向けのページのパフォーマンスを測定するツールも無料提供されています。こちらも参考にしてみてください。
トライアンドエラーを繰り返しながら、一緒にいい Web 作っていきましょう!
以上、むむでしたっ。