[PR]

 JR九州が2016年度に支給した役員報酬は、1人当たり平均約2280万円で、前年度より約21%の増額となった。同社が1日、今月下旬に開く株主総会の招集通知で明らかにした。青柳俊彦社長ら取締役18人(社外取締役の3人を除く)に支給した報酬の総額は、4億1100万円(15年度は3億3900万円)。昨年10月の株式上場に伴い、15年度分から初めて役員報酬の金額が明らかになった。増額の要因として、「退職慰労金制度を廃止し、業績連動で毎年計上するよう制度を見直したため」(同社)とする。16年度はマンション事業などが好調なため、売上高や純利益などがいずれも過去最高を更新している。

こんなニュースも