金塊密輸「ほかにも8回やった」 組織的に繰り返したか
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およそ1億3000万円分の金塊を愛知県の中部空港から密輸したなどとして、1日韓国籍の女など5人が逮捕された事件で、このうちの1人が逮捕前の任意の調べに対し「3年ほど前からほかにも8回やった」と話していたことが税関への取材でわかりました。税関と警察は、密輸が組織的に繰り返されていた可能性があると見て調べています。
韓国籍で愛知県岡崎市の李芳子容疑者(66)など5人は去年12月、金塊およそ30キロおよそ1億3000万円分を中部空港から密輸したなどとして、関税法違反などの疑いで1日に警察に逮捕されました。
税関によりますと、5人のうち李容疑者は、逮捕前の任意の調べに対し「3年ほど前からほかにも8回やった。報酬は金塊1キロにつき現金で1万円から2万円を受け取った」と話していたということです。
警察によりますと、李容疑者は、別の韓国人の女から指示を受けてほかの4人を韓国旅行に誘い、帰りに、現地の空港で金塊を受け取っていたということです。
調べに対し4人とも「アルバイト感覚だった」と供述しているということです。
警察は指示役の女の逮捕状を取って行方を捜査するとともに、税関と連携して金塊の密輸が組織的に繰り返されていた可能性があると見て調べています。
税関によりますと、5人のうち李容疑者は、逮捕前の任意の調べに対し「3年ほど前からほかにも8回やった。報酬は金塊1キロにつき現金で1万円から2万円を受け取った」と話していたということです。
警察によりますと、李容疑者は、別の韓国人の女から指示を受けてほかの4人を韓国旅行に誘い、帰りに、現地の空港で金塊を受け取っていたということです。
調べに対し4人とも「アルバイト感覚だった」と供述しているということです。
警察は指示役の女の逮捕状を取って行方を捜査するとともに、税関と連携して金塊の密輸が組織的に繰り返されていた可能性があると見て調べています。