便乗オピニオン記事第三弾。
今回はネットやテレビで昨今叫ばれるミニマリスト、ミニマリズムについて。
目次
きかっけ記事
本件を書こうときっかけになったのはこちらの記事
いやぁ、なんともエッジが効いたタイトルです。
ミニマリストを主張するがあまりに同じ靴3足買ってたら意味無くね?
所有する服の枚数減らしたら頻繁に洗濯しなきゃいけないでしょ。洗濯機買った方がよくね?
と昨今のミニマリストの矛盾についてツッこんでいます。
ぐりけんさん
さて、このぐりぶろぐのぐりけんさんは、飛ぶ鳥を落とす勢いで、最近はてなブログ界に現れたスター。ブログはじめて半年足らずで給与と並ぶ収益(月あたり)をもたらしたのだとか。収益化がきちんとできて、このスピード感、実行力、天才肌ですね。
ブログのメインテーマの中古マンションのリノベーション関係は非常にわかりやすいです。とくに築何年のものが税制優遇がよく受けれる、、あたりの記事はリノベーションを考えている人にとってとても価値ある内容だなぁと惚れ惚れします。
マンション購入&リノベーションを検討している人には、ひとつ、非常に参考となるブログでしょう。
さすが新聞社の社員。
思うこと
さて、話を主題に戻します。
仰々しくはじめた本記事のタイトル。昨今ミニマリストとか、そのあるべき論、とかネットで種々主張されているわけですが、結論から言うとまぁそんなのミニマリストでもなんでも無いよね、ということです。
その思うところを以降に解説していきます。
とその前に、とある著名人の昨今のミニマリズムに対するこんな発言を紹介。
ビートたけし曰く
以前ビートたけしさんがこんなことをTVで言っていましたね。
ミニマリストとは、最小限主義者であり、必要最低限のモノで生きている人々を意味する。たけしは映像前、ミニマリストについて「金ないやつだろ」「お金がなくて、何も買えないやつじゃないの?」と、貧乏扱いしていた。
たけしさんらしい、痛快な発言ですね。
家に物を置かない。服も最低限。
ただの貧乏人じゃね?
と。(まぁ、TVのその対象者の取り上げ方にもよるんでしょうけど)
一つ、真理をついていると思います。
これだけの地位や発言力のある人の一言は説得力がありますね。
昔、大学予備校の代ゼミがやっていたCMの、『学歴なんて関係無い、東大出てから言ってみたい』をふと思い出しました。
若くてお金なくて、物を持たずに、俺、物欲無いから。
って、言うよりお金があって言う方が説得力増しますからね。
ミニマリズム・断捨離とは
さて、ぼくが仰々しいタイトルの通り、ネット上に本当のミニマリストがいない、と思う理由は、まずそもそもミニマリズムとか、断捨離とかそういった部分の元来の起源によるのです。
これらの行為、思想というのは元来仏教やヨガ(※ヨガは仏教のもととなった哲学)から来ているものという理解です。
ちなみに、断捨離とはwikipediaによれば下記のよう。
断捨離は、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を、ヨーガの行法である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)を応用し、
断:入ってくるいらない物を断つ。
捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
離:物への執着から離れる。
として不要な物を断ち、捨てることで、物への執着から離れ、自身で作り出している重荷からの解放を図り、身軽で快適な生活と人生を手に入れることが目的である。ヨーガの行法が元になっている為、単なる片付けとは一線を引く。
ミニマリズムというのは、これは意外と新しく、アートの世界から生まれた言葉なようです。
まぁ、いずれにせよただの片付け、整理整頓、物を持た無い、といったライトな意味合いではなく、どうも本来の意味は崇高な哲学的な意味がある気がしてなら無い。
その仏教的な教えというのは、仏教徒(and専門家)でもないぼくにでもなんとなくわかって、要するに、煩悩を捨てよ、自身の欲求を排除ましょう。欲求は充しても充してもキリが無いのですよ。こんなところなのかと思ってます。
自分には到底実行できない教えですが、こういったものの行き着く先というのは、僕の中の極論はコレ↓
釈迦です。釈迦。お釈迦様です。
みなさん中学校の社会科の教科書や参考書に載っているのをみたことある人もいるかと思いますが。この欲求捨てるのに何も口にもせずに痩せ果てた姿というのが、僕の中での、最強の姿。超ミニマリスト。
Bライフ
Bライフ、という暮らし方があります。
社会との接点を極力無くし、どこか山林に土地でも買って、小屋でも立てて、心安らかに平静に暮らす。
そんな暮らし方です。
ぼくの中で知りうる、先ほどの断捨離やミニマリズムの元来の意味に即したもっとも近い形ではないかな、と個人的に思っています。
これらの方の多くは、家なんて豪華でなくてよい、自分で作るって楽しい、充実している、何か工夫したりしながら暮らすのは良い。と満足感を得ながら暮らしています。
Bライフですらミニマリストではない
しかしながら、このBライフですら本当のミニマリストでは無い、と思っています。
なぜなら、インターネットを通じて、情報を発信することで共感や賛同を得たり、(承認欲求)、収益化をしたり、とどこか世俗を捨てているようで捨てきれてい無い感がするからです。
(あくまでこれは批判ではなく、矛盾を感じる、という点。実際には個人の活動なので、誰が何を言うべきでもないわけですが。)
本当に人の世が煩わしいなら、何の情報の発信もせずにただただ晴耕雨読の暮らしをすれば良いはずです。(実際にそうしている人もそれなりの数いるんじゃないか、と想像しています。)それが出来無いから、何か人とのつながりを求めて情報を発信している。
どこか矛盾を感じるとは思いませんか?
※批判的な感じの文章になってしまってますが、念のため。
ぼくはBライファーファンです。アウトドア好きなので。
まとめと個人的に思うこと
少し色々書いて、発散しました。
色々な言葉を使い、また、確証の無いイメージ的な情報を元にロジックを組んでいるためわかりづらかったかもしれませんが、再度まとめます。
・ミニマリズム・断捨離って本来は煩悩を捨てる哲学じゃね?(極論は釈迦)
・それネットで配信したり、収益化狙ったりするの、全然煩悩捨てれてなくね?
・よってネット上に本当のミニマリストっていないよね。(何の情報も発信してないそんな誰かがどこかにはいそう)
です。
ミニマリズムを推進している方に批判的な記事になってしまってすみませんね。昨今のムーブメントなわけで、誰がどんな解釈をしたり、主張をしたりするのも、各個人の勝手なわけですし、個人的には断捨離とか実践するの、すっきりして好きなんですけどね。
どうも批判的な記事んなっちゃったんで、フォローでした。
さて、最後に海外旅行ブロガーとして、こんな人を紹介して終わりたいと思います。
最強の断捨リアン×旅人
リュックサックたった1つで、世界一周をしていた なりさん。
その中身なんと5kgだってよ。マジやべぇ。激震もの。
神の域だよそれあんた。
最終的には、リュックの本体についてる紐とかカッターで切って軽量化はかってますからね(笑)
煩悩を全く捨てきれて無い、そんなぼくの週末海外の荷物はこちら。
全然断捨離できてねぇw