知ってる人が漫画に出てることってある? そんな漫画だからこそおすすめします「杉原那月ホラー傑作選6」【HEW電子コミック紹介】

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浅野修三

浅野修三

古代史が好き。得意分野は日本の歴史。今はなき某有名パチンコ誌でライターデビューを飾り、その後はスポーツ紙・週刊誌などで、ブラック企業への潜入取材から不動産競売、エロ劇画史研究までなんでもこなす、業界一アツイ万能編集者兼ライター(自称)。最近はコミックの編集も!

いとわズを運営するHEWが配信する電子書籍に登場する名キャラクターを電子書籍、コミック担当浅野が淡々と紹介。

全部は紹介しませんよ? 紹介するのはほんの少し。淡々と淡々と。

今回は漫画家・杉原那月×霊能力者・日向の強力タッグで描かれた衝撃のホラードキュメンタリーコミック『杉原那月ホラー傑作選6 呪魔の奪衣婆』から、私も知っている実在の人物〝兼子〟氏(仮名)をご紹介。

実は彼とは面識があるどころか、かつての同僚! こんな奴だとは思いませんでした……。

生き霊に襲われるなんて……

本作は、10代で上京以来、さまざまな漫画作品を世に送り出す漫画家・杉原那月に降りかかった怖ーい体験をコミカライズしたもの。

父の死、祖母の裁判、弟の離婚問題……、そして幼い頃から続く母親との確執。精神的にも肉体的にも追い込まれていってしまう——というもの。

霊能者・日向氏によると、その原因は母親が生き霊となってとりついていることであり、それは前世の因縁によるものという。

生き霊よりも怖ろしいのは、普通の人間!?

漫画家・杉原那月を追い詰める身の毛もよだつ怖ろしい事件、霊能者・日向の鑑定とともに余すところなく全4巻に収録されているので、ぜひ本編でご覧になっていただきたい。

その代わりにご紹介するのが漫画家・杉原那月の元彼氏〝兼子〟氏(仮名)です。彼は、とある出版社に勤めていたことがあり、そこに私も勤めていたことがあっり、同僚だったのです。

勤務先での印象は、見た目もイケメン風だし、気が利く今どきの若者というような印象で、仕事もそつなくこなす普通の人だと思っていました。

なんだかんだ、すったもんだあって私はその出版社を退職したのですが、その後にこの作品に出会いました。

ソコには〝兼子〟氏(仮名)が出演しているではありませんか! かなり美化されているのはご愛嬌ですが……。

そこには、同僚のパソコンを盗み見たり、「ブサイクなくせに生意気だ!」と同僚をなじったり、9年間もお付き合いしていた彼女に暴言を吐くなど、真義に悖る彼の悪行が描かれているのです!

ひょっとすると、全4巻のなかで一番怖いのは彼かもしれません。生き霊や前世の因縁よりも怖ろしいとは……。

そんな彼とは今や疎遠になってしまいましたが、きっと心を入れ替え立派な人となっていることでしょう。

だんだん寝苦しくなってきた今日この頃、衝撃のホラードキュメンタリーコミックで肝を冷やしてみるのも一興ですよ。

『杉原那月ホラー傑作選6 呪魔の奪衣婆(1〜4)』
杉原那月×日向
漫画家・杉原那月に実際に起きた事実をコミカライズ! 十代で上京以来、さまざまな作品を世に送り出す漫画家として活躍する杉原那月。

順風満帆に見えた生活も、いつしか歯車が狂い始める――。父の死、祖母の裁判、弟の離婚問題……、そして幼い頃から続く母親との確執。

精神的にも肉体的にも追い込まれていってしまった。平成26年6月、知人を介して出会った霊能者・日向に相談したところ、母親が生き霊となってとりついていることを教えられる。それは前世の因縁によるものであるという――。

漫画家・杉原那月と霊能者・日向の長い長い心霊相談を余すところなく全4巻に収録。杉原を追い詰めるさまざまな事象は偶然なのか? それとも誰かによる呪いなのか?

三途の川で渡し賃である六文線を持たない死者から身ぐるみを剥がす鬼婆“奪衣婆”とは!?

漫画家・杉原那月がまさに身を削りながら描いた衝撃のホラードキュメンタリーコミック。霊能者・日向による霊視鑑定も収録!

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