社会「木曽川うかい」開幕 犬山、10月15日まで愛知県犬山市の「木曽川うかい」が1日、岐阜県各務原市との間を流れる木曽川で開幕した。10月15日まで鵜匠4人が1300年前からの伝統漁法を披露する。 一時落ち込んだ人気を回復しようと、2003年から昼の鵜飼いを開始。今シーズン初日の昼は、京都府など全国で4人しかいない女性鵜匠の稲山琴美さん(28)が出産・育児の休業から約2年ぶりに復帰した。 烏帽子に腰みのの装束できりっと舟首に立った稲山さんは、8羽の鵜を操り、約20分間で7回、魚をくわえさせて舟に戻した。「緊張しました。昼なのでそんなに捕れないと思っていましたが上出来。川はやっぱり気持ちいい」と満面の笑みだった。 1歳3カ月の長男を保育所に預けての乗船で、基本は昼の鵜飼いに登場する。市観光協会の今シーズンの乗船者数目標は2万5千人。昨年比800人増で、稲山さんがデビューした13年並みに設定した。 (中日新聞) PR情報
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