社会わいせつ容疑講師に処分歴 埼玉で教諭時の4年前愛知県知立市で、公立小学校の女子児童への強制わいせつ容疑で逮捕された臨時任用講師大田智広容疑者(29)=同県刈谷市泉田町=が、埼玉県の公立小学校の教諭を務めていた2013年、児童買春・ポルノ禁止法違反(提供)容疑で逮捕され、県教委から停職6カ月の懲戒処分を受けていたことが、捜査関係者などへの取材で分かった。 大田容疑者はインターネットの動画投稿サイトで知り合った男子高校生(当時)の携帯電話に、児童ポルノの写真をメールで送ったとして、神奈川県警に逮捕され、罰金の略式命令を受けた。その後、埼玉県教委から懲戒処分を受け、その日に依願退職した。退職後に名前を変えたとみられる。 大田容疑者を15年4月に採用した知立市教委によると、採用試験の際、履歴書や教員免許状を提出させたが、履歴書に過去の処分歴や教員としての職歴に関する記載はなかった。 市教委の本多泰裕学校教育課長は「履歴は基本的に自己申告制で、過去の処分歴などは分からなかった。今後は何か有効な手だてがないか考えたい」と話している。 愛知県警安城署によると、大田容疑者は今年4月下旬から5月上旬ごろ、勤務先の知立市の小学校のトイレで、低学年の女子児童にわいせつな行為をした容疑で逮捕され、「小さい子どもが好きで、自らの欲望を満たすためだった」と容疑を認めている。 (中日新聞) PR情報
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