妊婦の腰痛は温める?冷やす?もう迷わない!見極め方とそのやり方
2017年06月01日 [ 冷やす 妊婦 温める 腰痛 ]
突然!!「腰が痛っ!」
こんな時どうすれば良いのか…
もし初めてなら確実にパニックでしょう!
妊娠中なら尚更です。
妊婦さんの腰痛はレベルは様々ですが
ほとんどの人がなります。
「私は大丈夫〜!」と
過信している人ほど危険です!なぜなら
《妊婦さんは薬には頼れません!》
痛みがでる前からの予防と
いざ痛くなったとき右往左往しないために
知識をつけ対策もしておきましょう!
「まさに今激痛です!」という方は…
応急処置として何をするのか
痛みが「じわじわ来てます!」という方は…
メンテナンスとして何をするのか
普段から注意すべき点も含めて
解説していきます。
内容はとても簡単で
知っていることかもしれません。
しかし!
いざ痛くなるとパニックのせいか
冷静な判断が出来なくなるものです。
是非こちらを参考にしてくださいね。
妊婦の腰痛は温める?冷やす?もう迷わない!見極め方と簡単な対処法
■身体からのサインを見逃すな!
痛みといっても種類は様々で
この種類の違いをご自分で把握することが
とても重要になってきます。
・なんとなく張る
・鈍く痛い
・硬い
・重い
・動く時にズキッ
・常にジンジン
・常にズキズキ
などなど人それぞれ感じ方が異なります。
ずっと痛いわけじゃないし
我慢ができるし大したことない
と自己診断せずこれらは全部
「異常」と思ってください!
妊婦の腰痛は温める?冷やす?もう迷わない!見極め方と簡単な対処法
■痛くて動けない「ぎっくり腰」
何かの拍子で腰に鋭い痛みが出た場合
例えば…
・腰を捻った
・急に伸ばしてしまった
・大きな「くしゃみ」をした
・何度も咳をした
・滑って転倒した
・身体を冷やしてしまった
これらがきっかけで鋭い痛みが出た場合は
炎症を伴う急性の腰痛症
いわゆる「ぎっくり腰」の可能性が高いです!
また上記の様な明らかなきっかけがなく
特別ことをした心あたりがない場合でも
ぎっくり腰になることが多々あります!
盲点でもあるこのタイプの方は
「じわじわと痛み出し、段々と強く痛み、
最終的に激痛で全く動けなくなった」
と多くの方がおっしゃいます。
じわじわと痛み出した時に
対処しておくべきだったと言うことです!
どちらにしても痛みの種類は
足首などの捻挫の痛みに似ています。
「ズキズキ」「ジンジン」「ズキッ」など
痛くて動かせないという痛みの種類です。
この痛みの種類で炎症の有無が
ある程度判断できるので目安にして下さい。
妊婦の腰痛は温める?冷やす?もう迷わない!見極め方と簡単な対処法
■炎症がありそうな時は…
その炎症を抑える目的で
アイシング(冷却)をしましょう!
氷嚢(ひょうのう)で患部を冷却しますが
もし氷嚢をお持ちでない方は
スーパーでの買い物で袋詰めの際
お魚やお惣菜などを入れる
ビニールの薄い袋でも大丈夫です。
★絶対に保冷剤は使わないこと!
①ビニール袋を二重にする
②氷を水で少し湿らせる
③その氷を2〜3個袋に入れる
(多く入れないこと)
④痛いとこにピンポイントで当てる
(強く痛むところのみ)
⑤10分間動かさずに当てる
(身体全体が冷えない様に注意)
⑥氷嚢を外し、1時間休ませる
⑦再度10分間当てる
⑧これを痛みが落ち着くまで繰り返す
⑨身体全体を保温しながら行う
※痛みのない部位に絶対に当てない
※気温に関係なく患部以外は保温すること
※凍傷の恐れがあるため保冷剤は使わない
※無理な姿勢で行わない
妊婦の腰痛は温める?冷やす?もう迷わない!見極め方と簡単な対処法
■炎症による痛みではない時…
炎症は無さそうだけど、強い痛みがある
という方の筋肉の状態は
疲労が筋肉の中に蓄積して
コンディションが限界に達した状態です。
筋肉はカチコチに硬くなっています。
「伸びもしない」「縮みもしない」
という思っているより異常な状態です!
動きにくかったり、筋肉が引きつれたり
また、動きに伴って痛みが出たりします。
筋肉が固まっている状態の感覚は
重い、硬い、張る、だるい、鈍く痛い
という表現が一番近いかと思います。
この様な痛みの種類の場合は
ストレッチやマッサージ
…ではなく
しっかり身体を温めましょう!
「お風呂」でもちろん良いのですが
何度も入ることは面倒なので
手軽な「足湯」をお勧めします。
慢性的な腰痛の緩和だけではなく
良い気分転換にもなり
心身共にリラックスできます!
① 深めのバケツ1つまたは2つ
② 適度な温度のお湯をはる
③ お好みの入浴剤を入れる
(バスソルトやアロマが◎)
④ リラックスできる椅子で
⑤ じんわり汗をかくぐらい
※気分が悪くなったらすぐ中止する
※熱いお湯は避ける
※濡れた足での転倒に注意する
※膝から下が浸るぐらいが、なお良し
※暑い季節でもお勧め
※水分補給はしっかりする
妊婦の腰痛は温める?冷やす?もう迷わない!見極め方と簡単な対処法
■まとめ
炎症がある急性的な痛みは「冷やし」
慢性的な痛みは「温める」
炎症は患部のみピンポイントで冷やし、
身体を保温することは忘れないこと。
身体の冷えがぎっくり腰の
引き金になることがあるからです。
腰痛の対策は他の記事に書いてありますので
こちらも合わせてご覧ください。
《妊婦の腰痛を劇的に改善する3つの方法!ストレッチは逆効果なの?》
《妊娠初期の腰痛の不安から解放!単純な原因とその超簡単な対策とは?》
《妊娠中の腰痛の悪化をトコちゃんベルトで完全ブロック!付け方を紹介》
《妊娠中の腰痛が楽になる!寝方をシムスの姿勢に変えるだけ!その方法は》
熱い季節でも温める様に心がけ
冷たいものばかり飲まないということも
身体を冷やさないコツです。
暑い国ほど温かいものを飲んでますよね!?
温めると疲れが取れリラックスします。
少し汗をかくと浮腫も取れます。
水分補給とをしっかりしながら
身体を温めましょう!
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