99/99
99.無限
「これは……行くべきだろうな」
階段を見つめて、つぶやくおれ。
モンスターを倒したらなにかがドロップするんじゃなくて下に続く階段が現われた。
しかも一通り回って、もう下がないと判断した後で出現した階段。
隠し階段、隠し階層。
心が躍る、何があるのかわくわくする。
装備をチェックする。
二丁の拳銃、それぞれ通常弾、冷凍弾、火炎弾、追尾弾、拘束弾、強化弾を込めた。
ちょっと前までの強化弾の代わりに回復弾があって、それで大抵のシチュエーションは対応出来るんだが、インドール出張が長引いて回復弾が切れた。
それでも大抵の状況は対処出来るはずだ、攻撃を受けるんじゃなくて回避する事を心がけて、おれは、階段を降りていった。
降りていった瞬間、階段が消えてしまった。
「なにか達成しないと戻れないパターンか。それとも……」
とにかくこのままで終わるはずはない、と更に警戒を高めるおれ。
降りた先はまったく違う場所だった。
上の階は細い道だが、ここは真っ白な空間、まるで別世界の様な空間だ。
空気も何となく違う、同じダンジョンのようで違う空気。
何が出るか分からない。おれは銃を握り締め、慎重に先にすすむ。
すると、少しだけ開けた空間にでた。
体育館ほどじゃない、住宅街の中にある公園くらいの広い空間。
そこに一人の男がいた。
いや、モンスターだ。
銀色の髪にヒゲ、黒いマントに貴族の様な格好。
背中にコウモリの羽を生やし、頭には角がある。
悪魔という単語が頭に浮かんで、上の階層の小悪魔や、ヤギ頭に半裸の悪魔に比べて、いかにも上級悪魔って感じのヤツだ。
「話でもするか?」
銃に手をかけつつ会話のボールを投げつける。
そいつは手をすうとあげて、二本指を揃えてこっちに向けた。
ゾクッ――。
悪寒が背筋を駆け上っていく、とっさに真横に飛んでかわす。
さきまで立っていたところが音もなくえぐれる。
「問答無用か! それはそれでわかりやすい!」
着地、小手調べに二丁拳銃で通常弾を撃つ。
もちろんただうつのではない、途中で融合するようにうった。
強化弾一発分の融合貫通弾が飛んで行く。
パシーン! という音がして、貫通弾が途中で止まって地面におちた。
よく見ると青白い光を放つ魔法陣が壁のようになっていた。
「バリアか、シールドか。ならこれでどうだ!」
通常弾の代わりに強化弾をもう一発込めて、左右から冷凍弾と火炎弾を撃つ。
途中で融合、消滅弾。
消滅弾はバリアと激突、空間ごとバリヤの一部をえぐっていった。
撃った瞬間地を蹴って突進するおれは半壊したバリアを殴って完全に破壊した。
悪魔に肉薄する。火炎弾と冷凍弾は左右に一発ずつだから消滅弾はもう一発撃てる、とゼロ距離からうとうとした。
が、撃たれる前に向こうから更に距離を詰めてきた。
銃口のさらに内側に潜り込んできた。
下から残光を曳く赤い瞳がおれを睨む――まずい。
ボディブローのように悪魔が腕を振るう、拳じゃなくてビシッと揃えた指先、鋭い爪。
とっさに膝蹴りを見舞った、そいつの手首を蹴り上げつつスウェーする。
黒いオーラ的な物をまとった爪があごの先をかすめていく。
服の前が引き裂かれた、なにかが地面に落っこちた。
後ろにトンで距離をとりつつ銃弾を装填、撃ちつつ更に下がる。
そいつは融合する火炎弾と冷凍弾の間にバリヤを割り込ませた。
融合しなかった火炎と冷凍がそれぞれバリアに弾かれる。
「学習が早い!」
「……」
そいつはあくまで無言で更に肉薄してくる。
融合弾を学習させられ接近戦を挑まれたおれ、銃を撃ちつつ体術で応戦。
ガン=カタ。銃を使った至近距離での格闘術。
我流のそれを発揮して悪魔と戦う。
パワーもスピードもそれほど強くはない、どれも多分Aか、ヘタしたらB程度しかない。
しかし魔法のバリヤは強力、更に学習能力やとっさの判断力が高い。
一度した攻撃のパターンはすぐに覚えられて、よけられた攻撃もパターンをかえて次のをやってくる。
やっかいな相手だ、モンスターじゃなくて人間を相手にしているような気分になる。
ある意味見た目通りの相手だ。
「くっ、どんどん鋭くなってくる」
悪魔の攻撃がどんどん進化して行く。フェイントをかけられて予想しなかった攻撃が飛んで来た時は背中にびっしょり汗をかくほど焦った。
弾を撃っても当たらない、追尾弾も単発だとバリアを抜けない。
やがて火炎弾が切れた、一回も当たらなかった拘束弾も追尾弾も切れた。
おれは徐々に壁際に追い詰められた。
「……」
ニヤリ、とそいつが笑ったような気がした。
「――はやいぞ勝ち誇るのは!」
プチン! って音が頭の中に聞こえて、銃口を突きつける。
悪魔はそれを読んでたのか懐に潜り込もうとする――そこに銃を持ったまま振り下ろす、グリップで殴りつけた。
パリン! さっきとは違った音。
ガラスが割れるような音がして、バリアが砕けた。
そのまま銃口を脳天に突きつけて、トリガーを連続で引く。
ゼロ距離連射、装填した弾をありったけぶち込む。
右は通常弾、左は冷凍弾だ。
「どうだ――くっ!」
反撃が飛んで来た、とっさによけた、鋭い爪が飛んで来た。
距離をとる、そいつの頭から青い血が流れていた。
右側じゃない、頭の左側から冷気を放ち、そこから出血している。
「奇遇だな、おれも魔法の方がきく方なんだ」
軽口を叩いてみた、そいつの顔から初めて感情のようなもの――怒りが見えた。
同じ数の連射、通常弾をぶち込んだ右側じゃなくて冷凍弾の左側が効いた。
魔法攻撃なら効くんだな、そう思って冷凍弾だけをぶち込もうとする――が。
「くっ、冷凍弾もなくなったか!」
忌々しげに吐き捨てた。
シクロを離れて大分経つ、その間弾の補充はほとんど出来なかった。
それでもアウルムの通常モンスター相手なら大丈夫だと思ってたが、意外な強敵でそれも使い切ってしまった。
それをみた悪魔、なにかを察したのか口の端をゆがめた。
「――っ! ウインドウカッター!」
特殊弾がなくても魔法がある! と、魔法の実を食って覚えた魔法を撃った。
それは悪魔に直撃した――がほとんどダメージはなかった。
悪魔はバリア無しにそれを受けて、微動だにせず薄ら笑いを続けた。
「くそ……」
おれは下がった、そいつが踏み込んできた。
さがって、詰め寄られた。
次第に、おれは壁に追い詰められた。
まずい、このままじゃ手詰まりだ。
と、と思ったその時。
おれはあるものをみた。
悪魔の向こうにあるものが見えた。
あれなら……アレさえあれば。
でも……いけるのか?
いやいけるかも知れない、可能性はある。
ただし、それは一瞬だけ。
一瞬だけの可能性だ。
おれはじりじり下がった、それから距離をとった。
まるで逃げるかのように、距離をとった。
悪魔はおれを追う、壁に追い詰めるかのように追って来る。
その間、薄ら笑いはやめなかった。
やがて、空間の端っこに追い詰められたおれ。
悪魔はニヤリ、と口を「⊿」の形にゆがめて爪を振り下ろしてきた。
「!」
今だ! とおれは銃をあげた。
そいつは笑った、人間の様に、あざ笑いを浮かべた。
攻撃は止まった、残った弾で撃てるもんなら撃ってみろ、と言わんばかりだ。
おれは撃った、悪魔――の向こう側を。
「――っ!」
はじめてみる悪魔の明かな驚き、そいつは振り向いて二度驚く。
そこに小悪魔がいた、一瞬だけいた。
ファーストアタックで、そいつがえぐったおれの服の中から落とした砂金で孵ったハグレモノだ。
おなじダンジョンの中だとハグレモノは一瞬しか存在できない、ニホニウムで確認済みだ。
おれはその一瞬を狙って、通常弾で小悪魔を撃ち抜いた。
なんでそうしたのか、悪魔は分からない顔をした。
分からせるつもりはない、一発で決めるからだ。
ポーチの中から、ハグレモノ小悪魔がドロップした雷弾を装填、マシマシの強化弾5発をつける。
それを、悪魔のみぞおちに突きつける。
「見下した分後悔しろ」
そうつぶやき、トリガーを引く。
ゼロ距離の雷弾、雷が悪魔を包む。
パリパリと放電しながら後ずさり、呻く悪魔。
やがて、そいつは真っ黒焦げになって、膝から崩れて地面に倒れた。
そして、一つの弾丸がドロップされる、虹色に輝く弾丸。
これほどの強敵、ヘタしたらダンジョンマスター以上の強敵だからドロップもすごいはずだ、と期待を膨らませながら拾い上げる。
――無限弾丸を一つ選んでください
期待通り、「すごい」がわかる声が聞こえてきた。
色々考えた、単発のコストが最も高い、砂金から作る雷弾を選んだ。
虹色の弾丸は光を一際大きくはなったあと、見た目を雷弾にかえた。
ただの雷弾だが、これがただの、というはずはない。
銃に装填して、撃つ。
雷がなにもない空間におちる。
さらに撃つ、またまた雷がおちる。
何度撃っても雷がおちて、弾丸がなくならない。
無限の雷弾だった。
「無限の回復弾でもよかったかもな」
そう思ってしまうのは、おれもこの世界に染まってきたからだろう。
安全第一、周回前提なら無限回復の方がいいって何となく思った。
まあ、こっちもいいけどな。
さて、レアアイテムをゲットしたし、そろそろかえるか。
「コングラチュレーション」
「え?」
いきなり声がして、驚いて振り向いた。
そこに立っていたのは始めてみる女の子だった。
身長は140センチくらい、いかにもなゴスロリの服を着て、さっきの悪魔と同じような角とコウモリの羽を生やしていた。
「モンスターか!?」
銃を構える、が。
「ちがうよ、あたしはモンスターじゃない」
「……じゃあ、なんなんだ?」
訝しむおれ、女の子の反応は確かにモンスターじゃないようだ。
だが何故ここに? そして何故さっきの悪魔と似たような見た目?
様々な疑問が浮かぶが、次の瞬間、彼女の一言で半分近く答えが分かった。
「あたしの名前はアウルム、このダンジョンの神ってところね」
次は記念の100回目、それに相応しい話になりますのでご期待下さい。
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