湿気が多く、温度が高いのが日本の夏です。そんな日本の夏でも、ちょっとしたお部屋の工夫次第で、快適に過ごすことが出来ます。
そこで、お部屋のインテリアの色や素材、アイテムなどを工夫して、涼しさを感じる方法・コーディネートをご紹介します。
1.片付ける
出典:pakutaso.com
部屋が乱雑だと、それだけで暑苦しいものです。
部屋の四隅に空間をつくり、テーブルやソファなどにはできるだけモノを置かず、水平のラインを見せるようにしましょう。
本や書類は、立てて収納し、床に散らばりやすいモノは、1カ所にまとめます。
2.風の通り道をつくる
出典:pakutaso.com
理想は、エアコンに頼らない生活です。
人は風に当たると、気化熱によって体感気温が下がります。それを上手に利用するために、風の通り道をつくるのです。
風の入り口と出口になる扉や窓を開けて、入り口方向から扇風機で風の流れを作りましょう。
3.緑を取り入れる
出典:amazon.co.jp
涼しい部屋に欠かせないのが緑の存在です。部屋の中に緑があるだけで、暑さを和らげてくれます。
ナチュラルインテリアの部屋では、自然な感覚をさらに高め、モダンインテリアでは、暖かさや瑞々しさを与えてくれるでしょう。
セダムなどの多肉植物やサボテンなどを選べば、簡単に緑を部屋に取り入れることができます。
4.涼を感じる素材を選ぶ
夏のインテリアコーディネートでは、色だけでなく素材選びにもこだわってみましょう。
ファブリック類は、麻などのさらりとした質感のものやレース素材など透け感があるものが涼しく感じます。特に麻は繊維の中が中空なので、吸水性がよく乾きやすい性質をもち、夏にぴったりです。
竹、籐、い草素材などのラグマットもおすすめです。吸水性に優れており、高温多湿な日本の夏の風土によくあった天然素材です。
5.照明をLEDに変える
出典:amazon.co.jp
ベッドルームの照明には、ホテルにもあるようなやわらかい間接照明がおすすめです。
そこで、ベッドルームの照明をLEDに変えてみましょう。
LEDの照明なら点灯中の紫外線や赤外線がきわめて少なく、省エネで照射面にふれても熱くならないという長所があるのです。
6.寒色系のカーテンに変える
真夏の強烈な日射しを遮ってくれるカーテンですが、実は日避け効果だけでなく、カーテンの色選びが重要です。
寒色系の「青」を使えば、色彩心理学的な冷感効果があるとされています。
青は、海や水から連想されるように、クールでさわやかなイメージを与える色で、心身の興奮を鎮め感情をおさえる効果があります。
7.さわやかなアロマを利用する
出典:amazon.co.jp
視覚だけでなく嗅覚からも涼しさを感じることができます。
気温を下げる効果はありませんが、夏の暑さを前向きに楽しみ、不快さをなくすためにアロマを焚くのもひとつの方法です。
アジアン系のまったりした香りや心が落ち着くハーブ系、グレープフルーツなど柑橘系、ミント系のような爽やかな香りがおすすめです。
以上、暑い日本の夏を快適に!インテリアで涼しい部屋つくる7つのポイント…でした。