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ひな12羽、元気に泳ぐ 高山にカルガモ

母親に見守られながら泳ぐカルガモのひなたち=高山市上岡本町1で

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 高山市上岡本町一の野外博物館「飛騨の里」で五月三十日、カルガモのひな十二羽が生まれ、愛らしい姿が来園者を楽しませている。

 職員によると、カルガモの親子は三年前から毎年姿を見せている。昨年末にも雄と雌が飛来した。三十日早朝に園内を見回っていた職員が、ひなが生まれているのを見つけたという。

 ひなたちは母親にぴったりくっついて、池を泳いだり、木陰で休んだりしていた。母親は池の下からコイが近づいてくると、くちばしで追い払うなどして、ひなを守っていた。

 福岡市から観光で訪れた中原和子さん(72)は「すぐ大きくなるので、かわいいひなの姿を見られるのは貴重ね」と話していた。

 (戎野文菜)

 

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