全国の食品スーパーなどで1日、ビール類が5月に比べ1割ほど値上がりする。国税庁が酒の安売り規制を強化するためだ。スーパー各社にとっては苦渋の“官製”値上げだが、コンビニエンスストアなどへの対抗上、神経質な値付けを迫られる。メーカーは販売奨励金(リベート)の負担が減るものの、消費者のビール離れを加速しかねないもろ刃の剣となる。
「まとめ買いをしようと思って」。東京・練馬のスーパーで31日、パート従…
全国の食品スーパーなどで1日、ビール類が5月に比べ1割ほど値上がりする。国税庁が酒の安売り規制を強化するためだ。スーパー各社にとっては苦渋の“官製”値上げだが、コンビニエンスストアなどへの対抗上、神経質な値付けを迫られる。メーカーは販売奨励金(リベート)の負担が減るものの、消費者のビール離れを加速しかねないもろ刃の剣となる。
「まとめ買いをしようと思って」。東京・練馬のスーパーで31日、パート従…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。
アサヒビール、工藤ミキ、キリンホールディングス、セブン-イレブン・ジャパン、古屋一樹、上田真、コンビニエンスストア、リベート、平野伸一、マルエツ