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(表のレートを更新しました)
[ニューヨーク 31日 ロイター] -
米東部時間 価格 利回り コード
30年債(指標銘柄) 17時05分 102*21.50 2.8664%
前営業日終値 102*10.00 2.8840%
10年債(指標銘柄) 17時05分 101*16.00 2.2063%
前営業日終値 101*13.50 2.2150%
5年債(指標銘柄) 16時56分 99*31.50 1.7533%
前営業日終値 99*30.50 1.7600%
2年債(指標銘柄) 16時56分 99*29.75 1.2858%
前営業日終値 99*29.75 1.2860%
清算値 前日終値 コード
Tボンド先物6月限 155*04.00 154*19.00
Tノート先物6月限 126*18.00 126*14.00
米金融・債券市場では国債利回りが低下した。月末特有の買いが入ったことに加え、
軟調な住宅関連指標を受け年内はあと2回の利上げが実施されるとの観測が後退したこと
を背景に、30年債利回りは約5週間ぶり、10年債利回りは約2週間ぶりの低水準を付
けた。
全米リアルター協会(NAR)が発表した4月の中古住宅販売仮契約指数は前月比1
.3%低下の109.8となった。低下は2カ月連続で、予想の0.5%上昇に反して低
下した。
これを受け、30年債利回りは一時2.856%と、4月20日以来の
水準に低下。10年債利回りは2.196%と、13日ぶりの低水準を付け
た。
短期債利回りも低下し、3年債利回りは1.427%を付けたほか、2年
債利回りは1.278%と、8日ぶりの低水準を付けた。
DRWトレーディングの市場ストラテジスト、ルー・ブライエン氏は「明らかに国債
(買い)が勢いづいた」としている。
連邦準備理事会(FRB)は3月に利上げした際、年内はあと2回の利上げが実施さ
れる可能性があることを示唆。市場では次回6月13─14日の会合で利上げが決定され
るとの見方が大勢となっているが、この日の中古住宅販売仮契約指数を受け、6月に続く
利上げが年内に実施されるか疑問符が付いた。
エバーコアISIの債券ストラテジスト、スタン・シップリー氏は、「経済が絶好調
というわけでもなく、インフレ関連指標も軟調となるなか、市場では6月以降の大幅な金
融引き締めの可能性は織り込まれていない」とし、今回の中古住宅販売仮契約指数もこう
した見方を裏付けるものだったとの考えを示した。
月間ベースでは10年債利回りは約8ベーシスポイント(bp)の低下となる見通し
。30年債利回りは約9bp低下し、2カ月連続の低下となるもよう。3年債利回りは約
2bp低下となる見通し。一方、2年債利回りは約1bp上昇し、8カ月連続での上昇と
なると見られる。
<ドル・スワップ・スプレッド>
Last (bps) Net Change (bps)
U.S. 2-year dollar swap spread 23.25 0.75
U.S. 3-year dollar swap spread 20.75 0.25
U.S. 5-year dollar swap spread 7.50 0.00
U.S. 10-year dollar swap spread -6.00 0.25
U.S. 30-year dollar swap spread -44.25 0.25
(い)
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