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『男の産後うつ』になったようだけど女装したら治ったみたい

自分が癒やされれば、家族も癒やされる。

私が癒やされれば、家族も癒やされる。そんな関係を模索するブログ。

『自分さえ我慢すれば丸く収まる』という危険な考え方

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私は子どものころから「自分さえ我慢すれば丸く収まる」と思っていた。

例えば小学生の頃、お兄ちゃんから財布を盗まれたことがあった💦

なぜお兄ちゃんが犯人だとわかったかというと、お兄ちゃんの机の中から、空になった私の財布が出てきたから😅

 

でも私は、お兄ちゃんの逆ギレ暴力が怖くて

「自分さえ我慢すれば、丸く収まるのだ」

と言い聞かせ、この話は誰にもせずに、自分の心にしまっておいた。

 

「自分さえ我慢すれば丸く収まる」という考えは、非常に危険な考え方であり、うつの原因の一つでもあったように思う。 

 

 

子どもちゃんが生まれてから何を我慢したか

子どもちゃんが生まれてすぐのころ、奥さまが私に敵意をむき出しにした時期があった。(俗っぽく言うと『産後のガルガル期』ってやつね)

 

家事や育児の方法について、細かく厳しい指摘を奥さまから度々もらうのだけれども、できるだけそれを正確に履行し、ひとつでも多くの家事・育児を引き受けようとした。

(時々、こちらが逆ギレすることもあったけど😅)

 

仕事でも、我慢することがよくあった。

私は私の会社の社長から「将来、会社を頼む」とまでも言われていたのだけれども、現実は何も任されず、私が提案したことは忘れられ、今ひとつ信頼されている感じがなかった。

私は、私の努力が足りないのだと思っていた。

結果を出せばわかってくれるだろうと、仕事をひとつでも多く引き受けようとした。

 

引き受けた仕事の中に、異業種交流会みたいのに参加する、というものがあった。

この集まりでは、○○委員のような役割を引き受けてほしいと再三言われた。

役を引き受けると、週に2~3回も❗集まり(飲み会)がある上に、まあこれが極めて男性的でマッチョな集団で、よくマウンティングもされた😫

 

子どもちゃんが1~2歳くらいのころはこんな感じで生活が回っていて、かなり負担に感じていたのだけれども

「とにかく我慢して乗り越えなければ」

という気持ちだったかな。

 

私はなぜ我慢してしまうのか

誰かの思い通りではないと愛されないと思っているから

私は子どもの頃から「親(兄)の思い通りの子供でなければ愛されない。だから我慢して、誰かの思い通りにならなきゃ」という思い込みがあった。

その思い込みを、奥さまとの関係や仕事に持ち込んでいるのよね💦

だから、奥さまや会社や異業種交流会の人たちの思い通りにならなきゃと思っている。


それが行き過ぎると

「私も我慢してるんだから、あなたも我慢してよ」

と思うようになってくる。

 

そう思うようになると、奥さまや会社が自分の思い通りに振る舞わなければ、それに怒りを向けていくようにまでなった😫

 

我慢して乗り切ったという強烈な成功体験があるから

子どもの頃から我慢をしてきた私は、18歳になり、受験で遠方の大学🏫に合格した。

これで晴れて、我慢を強いられていた家族関係から逃げる💨ことに成功した。

 

つまり、我慢して全てを乗り切って、ゼロから再出発できたという、ある意味「強烈な成功体験」を持っているのよ。

その経験から「我慢すればいつかは乗り切れる」とココロのどっかで信じていたのだと思う。

だから、よけいに我慢をしてしまうのよねえ。

 

自分の心の声に耳を傾ける

「自分さえ我慢すれば丸く収まる」と思って40年近く生きてきた私だけれど、男の産後うつになってしまい、我慢中心のビジネスモデル(❓)は破綻したのだと思う。

 

我慢するということは、結局は自分で自分を傷つけることに他ならない。

我慢=自分で自分の心を無視すること、とも言える。

表面的には丸く収まるように見えるけれども、自分自身からも無視をされちゃったら、心の中は荒れたまま放置されるよね。

 

かといって、我慢を全て放棄して生きることは、この世の中ではできない。

じゃあどうすればいいの❗❓

というと、少なくとも、我慢せざるを得ない自分の心の声を、自分で聴いてあげることが必要じゃないかって思う。

 

自分の声を聴く方法は、折に触れて書きたいと思う。 

 

 

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