2016年5月某日、武宮誠は休戦を申し入れ静かにNEMを去りました。その際、NEMのコアチームは事態を査定した上で、その決別の原因となった詳細を公にするよりは、前向きに且つ静かに事を納めることを選びました。我々はそれぞれすべきことに戻り前進するために、振り向くことをやめ、全ての関係者間で紳士協定を結ぶことが最適だと判断しました。
我々側からは常にその協定を遵守しておりましたが、ここ最近の出来事がそのことについて再考せざるをえない状況をもたらしました。2017年4月中旬、日本の日系文庫から「仮想通貨とブロックチェーン(木ノ内 敏久 著)」という書籍が出版されました。その198ページにある内容をまとめますと、武宮がNEMの発案者でありNEMとmijinの両ブロックチェーンプロジェクトの開発を率いたとあります。そのページはまさに「伝説の偉人がNEM回廊を闊歩している」と言わんばかりです。
この内容は実に舞台裏で何が起こっており、武宮のNEMへの関与に対する誤認が正当な理由無しに広まり続けていることを証明するものです。NEMからの離別の際には、武宮は間違った主張をした相手先については、誰に対しても文面により明確にその訂正をすることを約束しておりましたが、一向にこの誤認問題が収まる気配がないどころか、同じような虚偽の情報が依然出回り続けている状況です。
結果として、我々は事のいきさつの詳細を、証拠と共にこの公開声明文として公開せざるを得なくなりました。我々は、武宮誠がNEMの創設者である、もしくはNEMブロックチェーン技術のリード開発者であるといったような、虚偽と誤認の流布とをその根源から絶たねばなりません。
我々は、テックビューロ社が日本でのNEM普及に大きく貢献し、その大きな役割を担っている中で、武宮誠がNEMの創設者並びにリード開発者であるという記述を見かけたり聞いたりする度に、極度の違和感と遺憾の意を覚えます。
声明文の概要
以下が、武宮誠に関する出来事にまつわる真実の目録です。その詳細の全文は下のリンクからご覧頂けます。
- 武宮はNEMを創設していない
- 武宮はNEMを発明、創造、もしくは開発していない
- 武宮はmijinを発案・開発していない
- 武宮は銀行における実証実験において重要な役割を果たしていない
- 武宮はテックビューロとそのパートナーとの提携には携わっていない
- アキツ株式会社による陰謀
- アキツ株式会社の閉鎖
- アキツに次ぐソラミツ株式会社設立へ
- ドラゴンフライへの損害
- テックビューロへの損害
- NEMへの損害
我々がここから前進するためにも、この内容を白日の下にさらすことによって、武宮誠とその悪質な行為に関する真実が、世間に蔓延する我々に対する誤認解消の糸口となることを願います。
声明文全文へのリンク:
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