最初はサッカー版『ROOKIES(ルーキーズ)』と勘違いしていたすやまたくじです。
今回はそんな勘違いをした『ANGEL VOICE(エンジェル・ボイス)』の感想レビュー評価・考察を。
- 動画考察・感想・評価:不良+天使+サッカー=感動巨編マンガ『ANGEL VOICE(エンジェル・ボイス)』(約5分半)
- ANGEL VOICE(エンジェル・ボイス)とは?
- 不良の溜まり場のサッカー部を更生させる
- 一丸にならない不良をマネージャーがまとめる
- サッカーのチームスタイルは走り勝つ!
- ANGEL VOICE(エンジェル・ボイス)の独自評価・考察
- ANGEL VOICE(エンジェル・ボイス)の感想レビュー評価・考察まとめ
動画考察・感想・評価:不良+天使+サッカー=感動巨編マンガ『ANGEL VOICE(エンジェル・ボイス)』(約5分半)
ANGEL VOICE(エンジェル・ボイス)とは?
ANGEL VOICE(エンジェル・ボイス)とは、古谷野 孝雄(こやの たかお)さんにより2007年~2014年まで週刊少年チャンピオンで連載されていた高校サッカー漫画。
全40巻とかなりのボリューム。
特にラスト試合を描いた終盤はサッカーだけでなく、全スポーツ漫画の中でも屈指の感動ストーリーとなっています。
不良の溜まり場のサッカー部を更生させる
始まりはここから。
舞台は不良が集まる千葉県:市立蘭山高校(通称:市蘭)
その中でもサッカー部は『県内最強軍団』と呼ばれ、そんな集団に憧れた不良が毎年集まるほど。
そんなサッカー部を更生させようと新たなサッカー部監督を招聘するところから物語が始まります。
そんな市蘭高校が頂点を目指して千葉県だけでなく、全国最強と呼ばれる『船和学院(通称:船学)』に挑みます。
これだけ聞くと、ドラマだと『スクールウォーズ』、漫画だと『ルーキーズ』をイメージする人も多いかなと思います。
また、主人公の性格・フィジカルがもの凄い・小ネタエピソード(シューズを買いに行くシーン)などがスラムダンクの主人公と似ていることから、
そういった作品のオマージュと言われることも多いみたいです。
一丸にならない不良をマネージャーがまとめる
新監督がやってきてなんとか形だけはサッカー部として成立する。
が、もともと我が強い不良たちなのでちっともチームとして一つにならない!
そんな不良たちをまとめたのは監督!・・・ではなくマネージャーという点がエンジェルボイスとルーキーズなどとの違いでしょう。
また、よくある美人マネージャーをモチベーションにがんばるというわけでもありません。
不良も聞き入る『天使の歌声』と呼ばれる歌と性格の良さで、恋心ではなく仲間として受け入れられるというのはなかなか珍しいかなと。
ちなみに作中ではルックスは地味であまり可愛くないらしいです。
とはいえ、最初はそんな感じでしたが回が進むごとに絵柄が変わって終盤は上の画像のように女性キャラの中ではカワイイ部類に入ると思いますが(笑)
サッカーのチームスタイルは走り勝つ!
チームが一つにまとまったとはいえ、市蘭高校は一部を除きほとんどがサッカー初心者。
県内最強の不良と呼ばれるだけあって、全員が運動神経が良いというアドバンテージはありますが、
昔からサッカーをやっている選手と比べるとテクニックや経験値が圧倒的に落ちる。
そんな差を埋めるために市蘭高校は攻守に渡って走りまくる!
全国一の船学もそのペースに付いていけないほど走って走って走りまくりますからね~
不良が更生する、戦力が落ちるチームが根性と努力で走りまくるというスタイルは昔からよくあるパターンですが、
やっぱり今でもこういった作品を見ると胸が熱くなります。
ANGEL VOICE(エンジェル・ボイス)の独自評価・考察
エンジェルボイスの最大の特徴はラストを最初から決めて連載を始めたということ。
1巻の冒頭でラスト試合の様子が数ページ描かれている。
また、最初の画像の1巻の表紙もラスト試合で描かれているシーンです。
ラストだけ決めて、もしくは40巻分すべての物語が頭の中にあった状態で連載を始めたのかは分かりませんが、
クライマックスを盛り上げる!
という作者の想いがビンビン伝わってくる内容となっています。
特にラスト数巻は涙なしでは読めない。
ラスト数巻に限ってはルーキーズやスラムダンクはもちろん、全てのスポーツ漫画の中で一番泣いた作品です。
ANGEL VOICE(エンジェル・ボイス)の感想レビュー評価・考察まとめ
エンジェルボイスは最後まで読めば涙が止まらないこと間違いなし!のサッカー漫画
以上、不良+天使+サッカー=感動巨編漫画『ANGEL VOICE(エンジェル・ボイス)』の感想レビュー評価・考察でした。