某公共放送を見ていると、大本営の発表を聞いていた人々の気持ちというのが分かる気がする。
大本営のときと違うのは、今現在はいまのところ国民主権なのである。
多くの日本の人間には民主主義なんか崇高すぎて、理解できないのかもしれない。
共謀罪が二次創作や批評などを制限させる可能性があると指摘されていても、無関心だったり何故か支持していたりする。
法案に反対する人たちは、表現、それ以外の自由が無くなってしまうと彼らに啓蒙したりしている。
与えられた枠で、如何にうまくやるかを競うだけ。
自分の好きなものが権力に制限されたら、率先して別のものを嗜好するだけだ。
何かを守ろうという気もなく、よく分からないが頭を良く見せようと「野党は経済政策がダメだ」とか言い出したりする。
株価が上がって景気が良いとかいうが、アジア太平洋戦争中も日本の株価は堅調だったようだ。
彼らにとって、統制経済下で生活がボロボロの戦中も好景気なのだろう。
頭がいい。
色々と嫌になることばかりである。