2017-05-31

安倍晋三支持率はなぜ落ちないのか

安倍晋三支持率が相変わらず下がらない。以前はこれぐらいのマスコミ攻撃を受けたら支持率過半数を割り、自民党内部でも批判論が出始めていつ辞任するのかぐらいの論調になっていただろう。安倍晋三以前はみんなそうで一年ごとに首相が変わるのが珍しくなかった(これこそ民主主義だって海外から褒められていたよねー)。

それが安倍晋三支持率は下がる気配がない。以前は一度見放したのに、いったいなぜなんだろう。

 

(1)首相を変えても意味ないと思っている可能

以前は何かあったらすぐ支持率が下がったのは、首相を変えればよくなると思っていたからだ。「ふさわしい人物」が首相になれば、国も景気もよくなると思っていた。

だが、何回も首相を変えてみて、どうもそうじゃないぞ、と国民気づきだした可能性。政権与党を変えてみても何も効果がなかったので、もう首相を変えてもしょうがない、と思っているのかも。

 

(2)政権批判に飽きている可能

小泉以後、ずっとマスコミ政権批判をして、それによって政局が動くというのを繰り返してきて、もうその動きそのものに飽きている可能性。

漢字の読み違えや経費で家族旅行など、いろんなスキャンダルが今まで出てきたので、国民が刺激に麻痺しているので、どんなスキャンダルが出てきても支持率が動かないのかも。

 

(3)経済政策が支持されている可能

小泉以後、いろんな首相政権を握ってきたけれど、経済政策を大々的に宣伝して実行した首相はほかにいない。せいぜい子ども手当やります、ぐらい。

首相鶴の一声黒田総裁を連れてきたり、記者会見やって株価回復させたり、消費増税を延期したり、リーダーシップを示して結果も出している。最近アベノミクスを前に出さなくなったけど、このときの印象が強くて、安倍首相がやっているほうが経済は上向きになるんじゃないかと思っている可能性。

 

(4)保守層が盤石な可能

日本はここ数年右傾化たかのように見られているが、ずっと保守政党政権を握ってきたバリバリ保守の国。あの手この手保守層をがっちり掴んだ安倍晋三は、ちょっと批判じゃビクともしない。今までの首相は分裂気味なリベラル層にも配慮しようとしていたか不安定だった。

日本会議も50年ぐらい地道に活動しているし、保守層の票はそんじょそこらじゃ動かなくなっているのかも。

 

まとめ

いかがだったでしょうか? あなたの考えに近いものはあったでしょうか? よければコメントで教えて下さいね

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  • http://anond.hatelabo.jp/20170531102922

    今の日本の報道の自由がやばいからだろ。俺達は国会ウォッチャーによって日本の真実を知り続けている。 国会ウォッチャーの存在がメジャーになれば安倍政権は簡単に終了する。

  • http://anond.hatelabo.jp/20170531102922

    経済政策が評価されている。 間違いなく景気は見違えるほどに回復してる。消費税上げて少しコケたが。 自分の金が増えてれば税金がどう使われていようがどうでもいい気持ちにもな...

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