先日、とあるインターネット広告代理店の敏腕若手担当さんのご紹介で、この方とリアルでお会いした。
りょかちさん。
ソーシャル上では、その名は、僕(37歳のごく一般的な平均的男性サラリーマン)でも知っていた。まさか、あの会社で働いているとは、思ってもなかったので、ちょっと驚いた。
で。
その りょかち さんが、書籍を出したというから、手に取らない理由はなく、いま、読み進めています。
発売日にgetしたくて、リアル本ではなく、Kindleで買ってしまった。
(今度会った時、どうやってサインを貰おうか悩んでいる。)
その書籍はこちら。
現在、元USJ森岡毅さんの
確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力
- 作者: 森岡毅,今西聖貴
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2016/06/02
- メディア: 単行本
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とか、
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門 (角川書店単行本)
- 作者: 森岡毅
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2016/04/23
- メディア: Kindle版
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を 読み進めていて、次は、
資生堂 音部さんの
なぜ「戦略」で差がつくのか。―戦略思考でマーケティングは強くなる―
- 作者: 音部大輔
- 出版社/メーカー: 宣伝会議
- 発売日: 2017/03/10
- メディア: 単行本
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こちらに着手しようとしていたトコロだったんですが、
急遽、りょかち本がやってきたので、そちらにシフト。
りょかちさんの2017年の魅力が詰まった1冊
この本を読んでいて、へぇ、とか、ほぅ、とか、「気づき」の連続である。
前述のとおり、37歳のごく一般的な平均的男性サラリーマンである僕では、日頃、日常的に接することはない世代の女性。
「マジで」「リアルに」「日常剔に」「生活の中で」「等身大に」SNSに接している世代。マーケティングの教科書やセミナーで学んで、身につけたスキル、ではなく、息をするかのごとく、スマホやSNSに触れている世代。
*前職の部下さんたちも、そーゆー世代だったのですが、彼女たちと違うのは、「Twitterでの滞在時間」。つまり、外部とコネクトする時間の広さと深さ。インスタ女子は、前の会社の部下さんたちいは多かったのですが。
そんなペルソナを持った、りょかちさんの書籍は、かなり独特。
彼女の見解を素直に、脚色なく、随筆、エッセイ、短歌のごとく、書き記している。
マーケティングの大家のような、上から目線でもなく、決めつけた論調でもなく、(いい意味で)「ゆるふわ」な、曖昧さを文章に残し「エモさ」を書き記しているのである。
あえて、そうしているのか、また、自信がないのか、断定めいた記載、言い切った論調がない、のも、昨今の重厚なマーケティング書籍との差でもある。
(↑は、ネガティブな意味ではなく、ポジティブな感想です。)
逆に、それが「2017年時点の正解」なのだろう、とも僕自身が解釈することに、自信を持てるきっかけでもある。もっというと、「2017年5月時点の正解」なんだろうな、と。
「SNSマーケティング」の解を、オトナたちが、会議室でいくら議論していても、正解は、でてくるはずがない。(そもそも、そのコミュニティの輪に入っていないのだから。)
InstagramのDAU/MAUは、この半年で驚くべき伸長を遂げているし、TwitterのBuzzが、マスメディアに与える影響も、同様である。
りょかちさんの感性を持ったマーケターが、チームにいるか、いないか、で、この時代の企業コミュニケーションの成否を分けると言っても過言ではないかもしれない。
だが、悲観することはない。
レガシー企業に、そんなりょかちさんのような存在がいなくても、この本が救いの手を差し伸べている。いわば、聖書、バイブルである。
祠の位置を示す、シーカーストーンのようなもの。(←ゼルダやってないとわからない)
解けないパズルを胸に抱いているマーケターへ
僕が日頃、Twitterでフォローしている方を紹介。(本人の許可なくw)
まず、りょかちさん。
アドタイの最年少連載者
SNSマーケを自ら考え、分析、企画、実践、実行。
SNS女子の代弁者
職業と趣味がイコール
#もう一人、紹介したい人がいるんですが、その方のアカウントは、本当にプラベートモリモリ、リア充なパリピなんで(意外と)、その方のアカウントのご紹介は、別途個別に僕にメッセくださいw
「宣○会議」とか、「○ーケジン」の記事からは、見えてこない、リアルな群像がここにあります。
もっと言うと、彼女たちと、SNS/Twitterで会話してみるといい。
企業コミュニケーションが1to1マーケティングを目指すなら、それくらい、やってみよう。
(あ、一歩間違えると、エモい、ではなく、キモい、になっちゃうので、気を付けましょう。あ、僕はかなりスレスレだと思います。たぶん。え?違う?アウト?)
って、既に、りょかちさんの本を読了したかのごとくで書いてますが、実は、まだ46%しか読んでいないのは、ここだけの秘密です。
でも、46%しか読んでいなくても、皆様にお伝えしたいコト(↑)があったので、ブログ化しました。
また、なんでブログ化を急いだか、というと、出版系のイベントがあり、リアルりょかちさんに会える機会が、皆様にもあるから。
6/5と8に、あるそうです。
ご都合が合う方、ぜひ。(僕は8に行こうかな。)
皆様もそれまでにKindle、ポチ、っと。
(あ、今気づいたんですけど、この本を、マーケティングのカテゴリだと思って読んでいる層の方が少なく、みんな一般的に娯楽作品として読んでいるのかも、と思ってアマゾンに戻ってみたら、
のカテゴリーだったw)