TVドラマで放送された『のだめカンタービレ Lesson5』では、学園祭で再びSオケとAオケの対決が行われます。そこで、学園祭のオーケストラが行われるLesson5のキャスト・ストーリー・見所などを紹介しましょう。
「のだめカンタービレ Lesson5」のキャスト
SオケとAオケによる学園祭の対決を演出するキャストたちを紹介するので、見ていきましょう。
のだめ(演:上野 樹里さん)
学園祭が行われる前に、のだめは何かよからぬ事を企んでいました。そして、その企みが明るみに出た時に千秋 真一から激怒されてしまうのです。
千秋 真一(演:玉木 宏さん)
定期公演では、Sオケの指揮者として活躍していましたが、シュトレーゼマンの指示で、学園祭のオーケストラではAオケでピアノを弾く事になります。
シュトレーゼマン(演:竹中 直人さん)
大学の女性理事長と悲しい恋愛をした事があるシュトレーゼマンは、その理事長から、ある頼みを引き受けていました。
峰 龍太郎(演:瑛太さん)
峰 龍太郎は、学園祭のオーケストラで仮装する事を提案しますが、思いがけない事で千秋 真一と対決する事になります。しかし、それには怯まずにSオケを引っ張っていく事になります。
エリーゼ(演:吉瀬美智子)
シュトレーゼマンのマネージャーであるエリーゼは、日本からシュトレーゼマンを連れ戻そうと野田恵(のだめ)達の前に出現します。
「のだめカンタービレ Lesson5」のストーリー
のだめは桃ケ丘音楽大学へ通勤する前に、千秋 真一の部屋にあるパソコンを使って何かよからぬ企みをくわだてていました。しかし千秋 真一は、その企みにまだ気づいていませんでした。そして大学へ到着したら、峰龍太郎が中心になって、Sオケが学園祭『桃音祭』で仮装オーケストラしようという事になりました。
そして千秋 真一は自宅へ帰ってから、シュトレーゼマンが来日している事について外国では話題になっていないのかと思ってパソコンを起動させます。するとパソコンのデスクトップでは、のだめがいっぱい出てきて、千秋 真一に愛の告白をしてきたのです。これに千秋真一が激怒して、のだめを布団でグルグル巻きにします。それからシュトレーゼマンを調べたら、何と外国ではシュトレーゼマンが失踪して大騒ぎしていたのです。
翌日になって、いつものように千秋真一の所へシュトレーゼマンが陽気に近づこうとしました。そこへ外国からマネージャーであるエリーゼが登場して、強引にシュトレーゼマンを連れ去っていきました。実はシュトレーゼマンは若い頃に、この大学の女性理事長に恋をしていた時がありました。所が、その頃の女性理事長は指の病気にかかってしまい帰国する事になって2人は恋を育ませる事はできなかったのです。
所が、シュトレーゼマンは自力で再び逃げてきて、千秋 真一達の前へ現れます。そしてシュトレーゼマンは、Aオケで千秋 真一にピアノを弾くように指示したのです。そしてシュトレーゼマンと女性理事長は久しぶりに再開します。実は女性理事長が、シュトレーゼマンに、外国へ行けない千秋真一を何とかしてくれないかと頼んでいたのです。所がシュトレーゼマンは千秋 真一だけではなく、のだめも気にしていました。その理由は、のだめが、昔のシュトレーゼマンのようだったからでした。
シュトレーゼマンはAオケの練習では力を込めて千秋 真一を指導していきます。そして、学園祭がついに行われて、先にSオケの仮装オーケストラが行われます。のだめは着ぐるみを着てハーモニカを演奏して、Sオケの他のメンバー達が和装姿で見事に演奏したのです。その姿を見た千秋 真一は負けてられるかと意気込みます。そして、のだめが外で1人になっている所へシュトレーゼマンが近づいてきます。シュトレーゼマンは、のだめに将来何になりたいのかと聞いてきます。のだめは千秋先輩のお嫁さんをしながら、幼稚園の先生をしたいと言います。所がシュトレーゼマンは「今のままでは、千秋と一緒にいられない」と言い残して立ち去っていきます。
そしてAオケの演奏が行われる中で、千秋 真一がピアノを見事に弾いている姿をのだめは見ます。それを見ていたら、のだめはシュトーレゼマンの言葉もあって「ピアノ弾かなきゃ」と焦り出すのです。
「のだめカンタービレ Lesson5」の見所
今まで、のだめは陽気に千秋 真一にくっ付いていただけでしたが、シュトレーゼマンの言葉によって少しずつ心境に変化が現れ始めます。好きだった人が、あまりにも遠い存在である事を知った女性が、何とか必死に努力しようとする姿は、今までの野田恵(のだめ)と大きく違っていました。その違いと努力しようとする姿が、このLesson5の大きな見所でしたね。