アジア > アジアニュース
アジア最新ニュースの掲載を始めました

比交戦で死者100人超 戒厳令下のミンダナオ島

2017/5/30 19:16
共有
保存
印刷
その他

 【マニラ=共同】フィリピンのアベリヤ大統領報道官は30日、戒厳令が出されている南部ミンダナオ島マラウイでの政府側とイスラム過激派との交戦で、死者が104人に上ったと明らかにした。一般市民が19人、軍・警察が20人、過激派が65人としている。

 軍によると、身元が確認された過激派の死者には、インドネシア人やマレーシア人も含まれていた。過激派組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓う戦闘員が外国から流入している可能性があるとみている。

 ミンダナオ島では、23日に政府軍と地元のイスラム過激派「マウテ」が武力衝突し、ドゥテルテ大統領が治安当局の権限を強化する戒厳令を同島全域に出した。ドゥテルテ氏は6月上旬に日本を訪問する予定だったが、情勢悪化を受けて中止する意向を固めた。

共有
保存
印刷
その他

電子版トップアジアトップ

NIKKEI ASIAN REVIEW

COMPANIES TO WATCH

[PR]