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遊びたいのだが。

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Nintendo Switchの売り切れ状態は任天堂の戦略か?


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発売当初やってたスプラトゥーンを引っ張り出して今更やってるんですけどね、そうなると当然switchが欲しくなるわけですよ。

 

ブロガーさんの紹介記事からAmazonさんのswitchのページに飛ぶと、なんと価格が¥45,000。あれこんなに高かったっけ?調べてみると定価は¥32,378(税込)。どうやら品薄状態が続いていて、転売屋が価格を釣り上げているようです。

 

品薄状態は戦略?

 ネットでの購入を断念し、近所の家電量販店へ。週末になると入荷するとの情報を得たからです。しかし当然のように売り切れ。こうなったら何が何でも手に入れてやる〜っと昔の僕ならお店をはしごしていたでしょうが、家庭持っておりますが故、冷静を取り戻しました。笑 スプラトゥーン2発売までに手に入ればいいしね。

 

ここからが本題で、このswitchの品薄状態、いくら人気とはいえおかしくないですか?転売屋が買い占めてるからとか、生産量を抑えたとかいろいろ言われてますが。最近読んだ「セガ vs 任天堂」というノンフィクションの本を読んで、これは任天堂の品薄商法ではないかと思ってしまいました。

 

ピーター・メインは信じられないほど厳格に管理された流通戦略を考案した。それはライセンシーや小売店に対して意図的に発注量のほんの一部しか製品を供給しないという手法で、そこには二つの狙いがあった。まず第一に、市場に出回っているどんな製品であれ、品薄感を作り出して熱狂的な購買意欲を掻き立てること。第二に、過剰に製品を供給しがちな業界関係者たちの勇み足を抑制することである。

 

引用したのはニンテンドー・オブ・アメリカ(任天堂のアメリカ部門)の戦略ですが、どうやら任天堂は品薄商法を使っていたそうなのです。限定感を煽ることで、購買意欲を掻き立てる戦略です。

 

話はそれますが、この本めちゃ面白いですよ。セガと任天堂のゲーム機戦争を描いてる(取材して書いているため事実に基づく)んですけど、品薄商法しかり、企業の裏側はいろんな戦略を考えていることがわかります。小売店やサードパーティーとの力関係など、驚きの内容でした。

 

 

転売対策をしてほしい!

switchのソフトのCMをよく見かけますよね?「品薄状態なのにCMをガンガン打つ」ってことはやっぱり購買意欲を煽ってるような気がします。こんな魅力的なソフトがあるよ!→switchほしい!→売り切れ→ほしい!ほすぃ!!みたいな。僕もスプラトゥーン2を知ってほすぃ!!状態になりました。

 

しかしこんな状態で煽ると転売屋さんが喜ぶだけだと思います。ファミコンの時代と違って、転売ルートは多いので、思わず転売屋から買ってしまう人がいるのではないでしょうか。

 

品薄商法をディスっているわけではありません。限定感を出すのは戦略としてアリだと思っています。ブログでも、限定感を煽るようなタイトルを付けたりしますよね。しかし転売対策をもっと講じるべきでは?このままだと喜ぶのは転売屋さんだけです。

 

僕はスプラトゥーン2がやりたいから絶対買いますけどね。まだスプラトゥーン2が発売してなかったから良かったものの、発売してたら転売屋のお世話になってたかも...?今後も、任天堂には頑張ってほしいです。応援してます。

 

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