こんにちは、野球ブロガーのなおしー(@naoc2520) です。
さて、早いもので2017年のプロ野球は開幕から2ヶ月が終了しました。
5月末からはペナントレースの行方を大きく左右するセ・パ交流戦が始まります。
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今日は交流戦が始まってしまう前に、セ・リーグ5月の振り返りをして交流戦の注目選手を紹介していきたいと思います。
セ・リーグ5月終了時点の順位表
まずはセ・リーグの5月終了時点での順位表を確認しておきましょう。
順位 | チーム | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 広島 | 29 | 19 | 1 | 0.604 | - |
2 | 阪神 | 27 | 19 | 0 | 0.587 | 1 |
3 | 巨人 | 23 | 24 | 0 | 0.489 | 4.5 |
4 | DeNA | 22 | 24 | 2 | 0.478 | 0.5 |
5 | ヤクルト | 20 | 27 | 0 | 0.426 | 2.5 |
6 | 中日 | 19 | 27 | 3 | 0.413 | 0.5 |
4月終了時点と比べてみると、順位の変動はありません。
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気になるところは2位阪神と3位巨人の差が広がってきているところです。
交流戦があるのでまだまだわかりませんが、このまま行ってしまうと早くも「1位争い」と「CS争い」という図式になってしまいます。
しかし、1位から6位までは9ゲーム差なのでまだまだどのチームにも優勝を狙えるチャンスはあります。
5月の各チーム勝敗
続いては5月のみの各チームの勝敗を見てみましょう。
チーム | 勝 | 負 | 分 | 勝率 |
---|---|---|---|---|
広島 | 13 | 9 | 0 | 0.591 |
阪神 | 13 | 9 | 0 | 0.591 |
巨人 | 10 | 12 | 0 | 0.455 |
DeNA | 11 | 12 | 0 | 0.478 |
ヤクルト | 10 | 12 | 0 | 0.455 |
中日 | 10 | 13 | 0 | 0.435 |
ご覧のように上2チームは全く同じ成績だったことがわかりました。
また、下位4チームもほぼ同じ成績、DeNAが1勝だけ抜きに出た形でした。
総合での順位表にあった2位阪神と3位巨人の差はこれが原因だったんですね。
ここを堺に少しずつ差が開きつつあります。
交流戦のカギを握る選手は?
5月30日から18試合行われる交流戦。
毎年交流戦の成績がシーズンの最終成績に大きく影響するのは言うまでもありません。
そんな中で、カギを握ると思われる、セ・リーグ選手を紹介していきたいと思います。
交流戦のカギを握る選手を考えるポイントは2つです。
一つ目は、交流戦は普段試合をしないパ・リーグの選手と試合をするということ。
開始当初はホーム・アウェイで年間6試合ずつも行われていた交流戦ですが、現在では年間3試合ずつになってしまいました。
日本シリーズに進出しない限り、パ・リーグの選手とはこの3試合しか対戦をしません。
投手と打者という見方をすればおそらく殆どの選手がこの交流戦限りの対戦となるのではないでしょうか。
2つ目は、プロ野球では過去の対戦成績などのデータがかなり重要視されているということ。
投手、打者ともに過去の対戦成績などから傾向を読み、予想を立てて対戦に臨んでいます。
さらに、1度対戦したことがあるとボールの動きなどをイメージしやすくなります。
一時期、ホークス打線が「初物(初対戦の投手)に弱い」と言われていたことがありましたが、実はスコアラーが優秀だったのではないかと思っています。
この2つから考えると、交流戦のカギを握るのはパ・リーグ選手との対戦歴が少ないニューカマーの選手です!
ということで以下、今シーズンのセ・リーグニューカマー選手を紹介します。
西川龍馬(広島東洋カープ)
まずはカープの西川龍馬です。
2年目の選手ですが、最優秀新人の権利も残っています。
これからのチーム事情次第ですが、今年の新人王を狙えるポテンシャルの選手だと思います。
【プロ野球】2017年に新人王獲得を期待する選手を紹介!セ・リーグ編 - 20代野球好きの生活界隈
本職は内野手で、カープの内野は激戦なのでなかなか試合に出場できていませんが、出ればしっかりと結果をだしています。
今シーズンは代打出場が多いものの、37打席で打率.364本塁打2という優秀な成績を残しています。
交流戦は半分の試合でDH制がありますし、カープは選手をローテーション起用しているので出場のチャンスは大いにあると思います。
濵口遥大(横浜DeNAベイスターズ)
続いてはこの人、DeNAの2016年ドラフト1位濵口遥大です。
開幕当初から即戦力として期待され、すでに8試合に先発しています。
4月は防御率1点台で2勝をあげ、期待通りの活躍を見せてくれました。
しかし5月は成績が伸びず、防御率は8点台、0勝3敗と大きく負け越してしまいました。
もしかすると、セ・リーグチームからは傾向やクセが読まれてしまったのかもしれません・・・。
しかし、上に書いたとおり交流戦は全員が初対戦の相手。
データはあるにしても、実際に対戦してはいないわけですから復調のチャンスはあります。
ラミレス監督も期待しているのか、濵口はDeNAの交流戦開幕投手に指名されています。
三ツ間卓也(中日ドラゴンズ)
続いては中日の育成出身投手、三ツ間卓也です。
ご覧の通り、テークバックの小さいサイドスローで、打者からはかなりタイミングの取りにくいフォームと思われます。
ここまでチーム最多の27試合に中継ぎ登板。
成績は防御率1.61、11ホールドを記録しています。
活躍が際立っていたのは5月19~21日のカープ3連戦。
中日はこの3連戦で3連勝したわけですが、三ツ間は3試合ともで中継ぎ登板。
3試合連続のホールドを記録しています。
入団は2015年の育成ドラフトで、昨年1年間は2軍生活。
つまり、パ・リーグの選手とは初対戦ということになります。
中日がリードして終盤を迎えた場合には、三ツ間の活躍に期待です。
星知弥(東京ヤクルトスワローズ)
4人目はヤクルトのドラ2ルーキー、星知弥です。
最速150km/hを超える回転の掛かったストレートが特徴の選手です。
昨年は六大学先発として出場した記念試合で、山田哲人を三振に取ったことでも話題になりました。
開幕当初は中継ぎ起用でしたが、5月からは先発として起用されています。
先発としては5試合で2勝0敗、防御率2.97。
文字通りのパワーピッチャーといった感じなので、パ・リーグ相手にハマった場合はいいピッチングをしてくれるのではないでしょうか。
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