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プリライ6th1日目参戦の個人的感想

全体公開 2017-05-29 00:46:05 1872views

本当に個人的な感想です。不快に思う方もいらっしゃると思いますが、あくまで一個人の思いですので、どうかご容赦ください。


プリライ6th1日目参戦の音也担の、個人的な感想です。感じ方が人それぞれある中での、一人の思いです。

プリライ1日目当日、連れの藍担の子と一緒に所沢駅で待ち合わせをして、2時頃に西武球場前駅に到着しました。そのころから駅前には人が溢れていて、リストバンド交換の会場がどこかすら分からないまま、とりあえず看板に従って整列されていない列に加わりました。その列は思いのほか早めに流れていて、14時半前には交換の会場には入れていたと思います。
しかし、そこからが本当に大変でした。ネットで多くの方が既に書かれていらっしゃいますが、列整理が全くされていないため、自分が今トイレの列に並んでいるのか、リストバンドの列に並んでいるのか、物販の列に並んでいるのか、それすら分からない状態でした。それでもじっと待ち続けて、会場の中ほどくらいまでに来たころから、全然前に進まなくなりました。自分たちから2列くらい先ではするすると人が進んでいるのに、その列の中にどうしても入っていけないのです。蛇行している列がUターンをするところに差し掛かると、どっと人が押し寄せてくることが数回あり、その波が引くといつの間にか列の最後尾に立っている、ということが2回はありました。
終わった今になっても、どうなっていたのかはっきりとはわかりませんが、別の方向から並んできていた方たちが合流してきたことによって、そういう状況が生み出されていたのではないかと思います。私たちからすれば「横入りされた」と感じることでしたが、あちら側に並んでいた方達も多分状況がよくわかっていないまま、テントの方に進む流れに身を任せていたらああなってしまった、という状況だったのではないでしょうか。最初にどこに並べばいいのか、という根本的な部分が曖昧だったからこそ、混乱した状況が生み出されてしまったのではないかと思います。

どうしてずっと並んでいるのに前に行けないんだろう、と周りの人たちと話しながら、自然に、周囲の雰囲気が焦りをはらんだものに変わってきているのを肌で感じていました。開演まで1時間を切った15時半の時点で、まだ交換のテントが数列先に見えたまま前へ進めず、私も含め周囲の方達も開演に間に合わないのではないか、と思い始めていました。全員が入るまでは開演しないらしい、という情報が回ってきたりして、大丈夫、大丈夫、と言って笑いながらも、どこか皆さん不安げでした。
スタッフの方を呼ぼうにも近くにはいないため、藍担の友人は駅付近にいる友人に電話して、スタッフの方にこの混乱に対応してもらえるよう頼んでもらったり、自分たちで声をあげて列整理をし始めてくださった何人かの方達もいらっしゃいました。それでも、スタッフさんたちのように拡声器も持っていないため、後ろのほうにまでその声は届いていなかったのだと思います。列を区分しようとしても、またどっと流れが押し寄せるとそれも意味がなくなってしまっていました。

開始まで30分を切った16時、やっとスタッフさんたちが何人か駆けつけてくださって、ロープなどを前の列の方から引きはじめてくれたようでしたが、列はほとんど動かない状態でした。友人と、「なんでこうなっちゃったんだろうね」「もっと早く来ればよかったのかな」と話しながら、その顔に笑顔はありませんでした。もう本当に間に合わないかもしれない。今回、私は初めてアリーナ席のチケットを取ることができました。席番的にも、かなり良い席ではないかと期待できる席です。だからこそ、法被やうちわを作ったり、参戦用の服を買いに行ったり、セトリを予想して曲を聞きこんでコーレスを練習したり、何カ月も前からとても楽しみにしていて、「プリライがあるから頑張ろう」と思って毎日を頑張れていました。それほど楽しみにしていたライブに間に合わない。会場にはちゃんと来ているのに、どうして中に入れずにこんなところに何時間も並んでいるのか。最高に楽しい幸せな場所に来ているはずなのに、あの時は最高に苦しい時間でした。

それからしばらくして、ロープが私たちの列のほうにも引かれる時が来ました。ロープが頭上に来た瞬間、どっと人の波がまた押し寄せて、友人と離れないように手を繋ぎながら、わけがわからないままただただ人の流れに流されていきました。やっと流れが止まると、私と友人はロープを越えたテント側に来ていました。流れも信じられないくらいスムーズで、少し茫然としてしまいました。けれど、歩きながらロープの向こう側を見た時、人波に流される先ほどまで、私と友人の前にいたはずの人たちがそこにいるのが見え、思わず足が止まりました。私達と同じようにロープを越えてきた方達で、「おかしいよ、あの人たちさっきまで私たちの前にいたのに!」とおっしゃっている方もいらっしゃいました。
どうしたらいいんだろう。戻った方がいいのか。けれど、今更戻れない。それに、いま戻ったら、本当に開演に間に合わないかもしれない。
私は結局、そのまま交換のテントへ向かいました。歩きながら、顔を上げられませんでした。さっきまで一緒に話をしていた方たちが、まだあっちにいる。卑怯なことをしている、本当にごめんなさい、という気持ちでいっぱいでした。通り過ぎるときに一瞬視界に入った、泣いている方達の顔が今も忘れられません。本当にごめんなさい。

その後、リストバンドを5分もかからずに交換し、会場に入ったのは開演16時半の約10分前くらいだったと思います。まだ駅前までリストバンド交換の列ができていました。席はアリーナの最前列、友人と席に来た瞬間に号泣しました。いろんな思いが詰まった涙だったと思います。隣の席の方達も、「間に合ってよかったですね」と声をかけてくださって、やっと、これからプリライが始まるんだ、というドキドキワクワクした気持ちを思い出せたような気がします。
その後、まだ全ての方のリストバンド交換が終わる前に、場内アナウンスがかかり、「プリンスだ!」と一瞬で気分が上昇しました。アナウンスが終わり、楽しみだね~、と話していた中で、友人がポツリと、「あの時ロープの向こう側に行けてなかったら、私達、間に合わなかったかもしれないね」と呟きました。
その言葉に、一瞬で頭が冷えて、ぞっとしました。脳裏にロープの向こう側で泣いていた方の顔が蘇って、あそこにいたのはもしかしたら私だったのかもしれない、という事実に、本当に怖いと思いました。そして、良かった、という気持ちと、そう思ってしまう自分を嫌だと思う気持ちで辛かったです。

ライブが本格的に始まって、この会場に来れなかった沢山の人がいる中で、こんな良い席にいられるのだから、自分のためにもめいっぱい楽しまないと、と気持ちを切り替えました。キャストの方達がとても近くて、ライブも本当に楽しかったです。それでも、キャストさんの向こう側に見える、入り口から入ってくる沢山の方達に、どうしても時々視線が向いてしまいました。だからこそ、諏訪部さんがトークの際に「みんな入れたかな?」と声をかけてくださったのが、本当に嬉しくて、有難かったです。

ライブは本当に素晴らしくて、途中何回も泣いたりするくらい、最高のライブでした。開演時間が押したから曲数が減るかもしれない、とも思っていましたが、2日目も同じセトリだったようで、それも嬉しかったです。ただ、わがままを言うのなら、少しだけ悔しいのが、もう少しキャストさんのお話を聞きたかった、ということです。私が音也担だから、という立場もありますが、音也のソロ曲やNDの演出が今回すごく工夫されていて、そこに込めたキャストさん思いなどを聞きたい、という思いがありました。また、ライブ全体に対するキャストさんのお話も聞きたいと思っていました。1日目は、MCはもちろんありましたが、いつもより少ないなあ、という印象で、MCに巻きがかかっていたのではないかと思います。2日目が終わり、ツイッターなどでMCなどに関しての情報が沢山流れてきていますが、それを見ても、やはり2日目のほうがMCが多かったのかな、と感じました。

こんなことを言うのは本当に失礼で、反感を持ったり嫌な気持ちになる方もいらっしゃるとは思いますが、2日目よりも1日目のほうが、開演に間に合わない、等の苦しくて大変な思いをされた方は多かったのではないかと思います。その中で、両日参戦できなかった方は、私を含め多くいらっしゃったと思います。
私は、辛かったからこそ、だからこそ、完成形のライブを楽しみたかったです。何一つ欠けることのない、プリライを見たかったです。
本当にこんなことを言ってもどうしようもないし、わがままでしかないことはよくわかっています。それでも、どうしてもそういう気持ちがあります。

それでも、もしも、2日目にキャストの皆さんが語った言葉や涙に、1日目参戦の私達のサイリウムや声援が届いて含まれていたのなら、心の救いです。
辛い思いをして、泣いて、怒って、走って、会場に入って席についた多くの人たちの思いが、2日目のMCに繋がっていたのなら、その様子を早くDVDで見たいです。


だらだらと長く書きましたが、私にとって、プリライ6thは辛いこともありましたが、最高でした。
参戦した全ての人が、そう思っていることを願います。

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