(cache) 近似式の傾きと切片を関数で求める

近似式の傾きと切片を関数で求める

Excelって結構便利。
それなりにそつなくこなしてくれる。

もちろん、数値解析など専門のアプリケーションにはかなわないけど・・・

というわけで、よく使う近似曲線。
その、傾きと切片を関数で表示させるTips。

近似曲線の追加

例えば、こんなグラフがある。
微妙にLinerではない、というわけで、1次の近似曲線を追加して、Xの値からYが求めれるようにしてみる。

追加の方法は簡単。
追加したい項目をえらんで「近似曲線の追加」をクリック。

すると、こんなダイアログが現れる。
今回は線形近似で、近似曲線(直線)を書いてみる。

また、オプションから式を表示することも可能（右）。

すると、こんなグラフに。

傾きと切片の値を使いたい

直線近似なので、式としては。
y = ax + b

aとbがわかれば、yを簡単に求めることができる。
でも、いちいちグラフに表示した式からコピーして使うのは大変。
でも、ちゃんと傾きと切片を求める関数が準備されているので一安心。

使い方は以下のよう。

傾きを求める関数「slope」
切片を求める関数「intercept」

使い方は、どちらも同じでslope(既知のy,既知のx)とすれば良い。
上記の場合、A2からA16にxが、B2からB16にyの値が入力されている。
よって・・・

=slope(B2:B16,A2:A16)
=intercept(B2:B16,A2:A16)

とすればOK！
結構お世話になっている関数です。