プロジェクト概要


意識が高くて何が悪い
自分の半径5メートルを飛び越えて、
「誰か」のことを考えられる「かっこいい大人」を増やしたい!

 

 

 

「社会の無関心の打破」への挑戦
30歳の節目に、原点回帰で目指すは、リディラバ・大人のための学校づくり

 

 

 

社会課題について「学びたい!」そう思える教科書を僕らと一緒に作りませんか?

 

これまで僕らリディラバは、「社会の無関心を打破する」というミッションのもと、社会問題解決に向け立ちはだかる3つの壁、「興味が持てない(関心の壁)」「情報がない(情報の壁)」「関わり方がわからない(現場の壁)」を誰でも乗り越えていけるようスタディツアー事業や、そこを起点とした企業・自治体・学校との連携事業を展開してきました。

 

中でも、「関心の壁」は、すべての人々が社会問題へ目を向ける入り口になる、極めて重要な存在です。

 

だからこそ、学校という強制力を持つ存在とも連携し、国内の中学校や高校の修学旅行や林間学校の中に社会問題の現場に行く機会を組み込んできました。

 

この活動を進めていくことで、この先、多くの学生たち(特に10代)が社会問題を知る最初のきっかけを作っていくことができると考えています。

 

修学旅行

 

しかし一方で、これらの学生の多くは大人になると同時に、社会問題に目を向けることをやめてしまいます。

 

なぜなら今いる大人たちが、社会問題に目を向ける習慣を持っていないから。

みんな、学校を出ると今いる大人たちの「当たり前」に適応してしまうんです。

 

だからこそ、僕らが掲げる「社会の無関心の打破」という理念を実現するためには、この「当たり前」を変えていく必要があると考えています。

 

ですが、今の僕たちの事業では、大人が社会問題に目を向ける入り口となるものはありません。

 

そこで今回は新たに、大人に向けて、社会問題について学べるメディア「リディラバジャーナル」を立ち上げ、大人が社会問題に目を向ける入り口をつくっていきたいと考えています!

 

リディラバジャーナルトップページ

 

 

僕自身が、社会問題の当事者の立場を経て思うのは、「関心を持たない大人が悪いわけではなく、関心を持つきっかけがないことが課題なんだ」ということです

 

 14歳、社会に苛立ち親を殴った僕は、非行少年、「社会問題」そのものでした

 

すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、僕は14歳の時、家庭内暴力で家を追い出されています。

 

今考えると、親を殴った当時の僕は、社会を親に投影し、涌き上がる社会への怒りを親にぶつけていたのだと思います。

 

落ちこぼれた僕を周りの大人は誰も助けてはくれませんでした。

助けてくれたのは友達です。

 

友達の遊び半分とも言える勧めで、偏差値20〜30だった僕は東大を目指すようになり、猛勉強のすえ、無事に東大に合格。

 

ようやく、「社会問題」そのものからのの脱却を果たすことができました。

 

安部入学式ふう写真

 

 最初は本気で東大に入りたかったわけじゃなくて、誰かが僕に「関心」を向けてくれるのがうれしかった、それだけです

 

そこで思ったんですよね、誰かが「関心」を持つことが課題を解決することへの一歩なんじゃないかって。僕自身がそうだから。

 

今、僕たちの周りには複雑に絡み合った多くの社会問題が存在していて、でも、その問題に関心を持っている人、特に大人はどのくらいいるのでしょうか。

 

きっとまだまだ多いわけではないと僕は思います。

 

でもそれは、関心を持たない大人が悪いわけではなく、高校や大学という「学校」を出て大人になると、社会(問題)を考えるきっかけを与えてくれる場がないことが、問題なんじゃないかと思います。

 

だから僕は、「大人が社会に関わることに関心を持つような仕組みを作りたい」そう思い、8年前「一般社団法人リディラバ」を立ち上げました。

 

 

 

立ち上げから8年、NPOや自治体、さまざまな社会問題の現場と繋がっている僕らだから、「かっこいい大人」のための学校になっていける、そう思います

 

この8年で、僕らは、性教育から防衛問題まで200以上のテーマでスタディツアーを開催、6000人を超える人々を社会問題の現場へと送り届けてきました

 

リディラバが実施しているスタディツアーは、すべての人に開かれた、現場に赴くことで当事者意識を高めることができる学びの場です。

 

同時に、「社会問題に関心はあるがどうしたらいいか分からない」と思っている人たちと社会問題の現場の架け橋でもあります。

 

こうした、関心のその先を支えるフィールドワークが僕らにはあるんです。

 

でも今はまだ、もともと社会のことに関心を持っていなかった大人が現場を訪れるまでのきっかけ(関心)を、増やすことができていません。

 

そこで、30歳を目前にした今、もう一度原点に立ち返り、「社会の無関心の打破」に挑むため、まずは「世の中の『当たり前」を作っている大人が、社会問題に関心を持つようなきっかけを作りたい」そう強く思い、今回プロジェクトを立ち上げました。

 

 

 

5分でいい、僕らは、みなさんがたった5分で社会問題を多面的かつ構造的に捉えることができる、そんな教科書を作ります

 

例えば、この国では1900万トンもの食品が捨てられています。

 

フードロスとも言われるこの問題は、コンビニのフランチャイズの問題に始まり、食品リサイクル法の罰則規定のゆるさや、リサイクルにかかるコストの自治体負担の格差の問題、食育の問題、さらには廃棄とリサイクルの流通プロセスにおけるJAの養豚業者との関係性の問題にも広がります。

 

この複雑な構造をわかりやすく、しかし過度に単純化することなく、ひとつずつ上手に解きほぐすことで、僕たちは、僕たちが生きる世界に数多く存在する社会問題を「わかる」ようになっていくと思います。

 

 

しかし、そもそも関心のない人々にとって、その課題は「課題」として捉えられることすらありません。

 

また、当然のことながら、関心の高さにより、社会問題に使う時間の長さは異なり、関心の低い人ほど少ないものになります。

 

そこで、関心のない人たちにも情報を届けていくために、僕たちはこれまで培ってきた独自の切り口から、社会に対する新しい発見や、自分たちの生活との意外な繋がりを示すメディアを作りたいと思います。

 

たった5分でいい、まずは少し、あなたの1日の中で社会について考える時間を作りませんか?


 

 

失敗も糧に、社会問題のプロとしての威信を賭けて挑む!あなたの貴重な5分を使ってもらえる、大人のための社会問題の教科書「リディラバジャーナル」づくり

 

7年間、メディアづくりの壁にぶつかっては乗り越えてきた日々

 

これまで僕らは「トラプロ」というユーザー投稿型のメディアを運営してきました。

 

2011年に開始したサービスで、当時、おそらく国内のNPO等のソーシャルセクターとしては初めてのwebサービス開発だったのではと思います。

 

サービスリリース直後からユーザーたちからの熱量のこもった投稿をいただき、特に当事者から投稿された「摂食障害」の記事は、約40万人に読まれる記事になりました。

 

しかし同時に、主張の根拠において偏りのある投稿や裏どりされていない問題提起などが投稿されることが増え、多くの人に知ってもらいたいと我々が考えていた社会問題は、当事者や支援者にとっては言語化するハードルが高く、記事として十分に取り上げることができませんでした。 

 

こうして、社会問題を言語化し伝えていくという作業をユーザーに委ねる難しさを痛感し、何とかかたちにしようともがき続けたこと7年。

 

今回僕たちは、万全の体制でより複雑に絡み合う社会問題をマクロな視点で捉え、伝えていくメディアを立ち上げるためにも、自前で編集部を持つことを決めたのです。

 

メディア事業部集合写真

 

 編集長は僕・安部敏樹、社会問題のプロが集結した編集部から、世の中の課題が生まれてくる「構造」を理解できるような厳選した情報をお届けします

 

僕らはこの8年、スタディツアーを通して200以上の社会問題の現場にスタッフを配置してきました。結果、リディラバジャーナルは、そういった現場との長期的な関係性を前提に取材を行うことができます。

 

さらに、数多くの社会問題の現場を追ってきたからこそ、僕らが捉える視点は研ぎすまされたものになっていると自負しています。

 

こうした、長期的かつ多面的な取材を前提に、リディラバジャーナルは、スロージャーナリズムを追い求め、一つの社会問題を取り巻くいくつもの背景を時間をかけ取材し、我々独自の視点で再編集し、配信していく予定です。

 

みなさま、ぜひご覧ください!

 

【配信予定記事3点】

 

 

【1】リディラバのツアー現場での取材をもとにした記事 

 

 

 

【2】社会課題解決の各分野のフロントランナーたちに、問題の構造を多面的に議論してもらった対談記事 

 

ハラケンさん対談写真

 

 

【3】リディラバ独自の切り口で取材する特集記事 

 

 

 

社会問題は、自分の半径5メートルを飛び越えた先にあるものかもしれない。けれど、あなたが知ることで、世の中が「誰か」に優しくなれる。そんな「かっこいい大人」を目指しませんか?

 

もし、僕ら一人一人がさまざまな社会問題やそこにいる「誰か」の窮地を知っていたら、それだけで僕らの行動は変わると思うんです

 

この国では22歳をすぎたら、会社に入って会社のことばかり考えてしまいます。”社会人”なんて言うけど、実際は「会社人」になりがちです。

 

「自分のことで精一杯だから」「日々が忙しいから」を言い訳に、半径5m以内の事だけを考えている。

 

例えば、生活保護の人がiPhoneを買ったらそれに対して反射的に叩いたりする風潮って、その背景にある貧困の連鎖や構造を知らないことから生じてしまうのではないでしょうか。

 

人は、事情を知らないとどうしても他人に冷たくなります。逆に言えば、その人の裏に潜む社会の構造を知ることで、僕たちはもっと優しくなれると思うんです。

 

 

社会のことを考えていく習慣を持つことで、あなた自身も世の中とともに成長していけるはず。

 

僕らリディラバは、「知る」「体験する」「議論する」といった学びの場をつくり、かっこいい大人のための学校を目指します。

 

みなさん、僕らが作る大人の学校に入学し、「殺伐と自己責任がはびこる社会より、誰かの痛みをみんなで解決できる優しい社会」を一緒に作っていきませんか?

 

応援どうぞよろしくお願いします!

 

 

 

リディラバジャーナル立ち上げに込める想い 

 

こちらもぜひご覧ください

 

 

 

支援金使途

 

ご支援いただいたお金は、信頼性のある情報をお届けするため、皆さんが普段から見たくなるようなメディアサイトをつくるために使用させていただきます。

 

具体的には、メディア立ち上げにかかる経費や、立ち上げ後1年間にかかる運営費(人件費や取材費用など)に充てさせていただきます。 

 

 


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