自宅の鍵を閉め忘れをスマホでチェックできる。そんな個人向けIoTサービス「au HOME」をauが7月下旬以降に開始します。
センサーやネットワークカメラなどの「au HOMEデバイス」を活用し、外出先でも家族や自宅の状況把握、家電の遠隔操作などが行なえます。
au HOMEは、「auひかり」ユーザーが月額490円(税別、以下同)で利用できる個人向けIoTサービスです。基本利用料に加え「au HOMEデバイス」を購入することで、自宅で手軽に利用できます。
サービス開始当初に提供するau HOMEデバイスは次のとおりです。
- 鍵 開閉センサー01・・自宅の鍵の開閉状態、開閉履歴がアプリからわかる
- 開閉センサー01・・窓の開閉状況や開閉履歴がアプリからわかる
- マルチセンサー01・・窓の開閉状況、温度・湿度・照度および履歴がアプリからわかる
- マルチセンサー02・・人・ペットが動いた状況や、温度・湿度・照度、および履歴がアプリからわかる
- ネットワークカメラ・・外出先でも自宅の中がアプリから確認でき、会話も可能。
当初は「auひかり」限定だが
7月のサービス開始時点でau HOMEを利用できるのは、KDDIの光ファイバーサービス「auひかり」の利用者に限られます。これでは利用できるユーザーが限られそうですが、KDDIの田中孝司社長によれば、対象ユーザーはauひかり以外にも拡大予定としています。また、利用できるIoTデバイスは、auが発売する「au HOMEデバイス」に限られます。サードパーティー製デバイスへの開放についてKDDIの山本 泰英氏(商品・CS統括本部長)は、明言を避けつつも前向き姿勢。さらに、田中社長は、au HOMEとグーグルの音声入力アシスタント「Googleアシスタント」の連携にも意欲を示しました。
(更新中)