新マリオ発売に備え、任天堂スイッチさらに増産。3月までに1800万台生産との噂(FT報道)
ゼルダだけでも時間がどこかに消えていくのに…
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英経済誌Financial Times(以下FT)は、任天堂が2017年のホリデーシーズン(11月下旬〜年末)の需要増加に先立って、ニンテンドースイッチの生産を増やしたと報じています。
先日のWSJ報道では、当初計画の800万台から1600万台以上に引き上げたとされました。一方のFTによれば、サプライチェーン関係者の話として任天堂は1800万台の生産を目指しているとのこと。
ニンテンドースイッチは発売から3か月が経過した今もなお売れ行きが好調。店頭では入荷と同時に在庫がなくなる状況です。買いたい人達の欲求不満が爆発しそうな状況を鑑みて、任天堂が増産に踏み切ったとのニュースやうわさは、たびたび伝えられてきました。
任天堂は「2018年3月期に1000万台ハード出荷計画」(第 77 期(2017 年 3 月期) 決算説明会資料より)との公式見解を堅持したままで、1800万台説は否定。しかし、アナリスト達は1000万台を大幅に上回ると見込んでおり、三菱UFJモルガン・スタンレーのHirotoshi Murakami氏は、2000万台の生産を予測しているとのこと。
またFTは、任天堂が出荷台数を上積みした理由について「今年11月に『スーパーマリオ オデッセイ』をリリース予定で、「顧客の悩み」に対する怖れを反映し」と、何気なく大物タイトルの発売(公式には「2017年冬」)について触れています。
もっとも液晶パネルなど主要なパーツ生産には限界があるため、本体の増産も制約を受ける可能性も指摘されています。
いずれにせよ、任天堂の公式見解とアナリストの観測ともに、ニンテンドースイッチが増産されるのは間違いのないこと。クリスマスまでにはゼルダとマリカとモンハンとマリオがそろった、時間を無限に吸い取るハードを手にできる人も多そうです。