【山口敬之】詩織さん会見。一度は不起訴に、性的暴行はあったのか?

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29日、元TBS記者でフリージャーナリストとして多数テレビに出演している山口敬之氏から性的暴行を受けたとして、被害女性の詩織さんが会見を開きました。

会見では顔を隠さず、名前を明かして涙ながらに事件の経緯などを話していました。

一方で、山口氏は安倍総理と最も近いジャーナリストと言われており、ネット上ではこの件は安倍氏を叩くためのハニートラップではないかという意見もあります。

今回は、この会見に至った経緯について調べてみました。



事件の発端

そもそも山口氏と詩織さんはどのような関係だったのでしょうか。

当時、詩織さんは勉強のためニューヨークに留学しており、就職相談のために当時TBSワシントン支持局だった山口氏と出会ったそうです。

大学卒業後、山口氏に食事に誘われ2015年4月3日に都内で食事をし、その後酔った詩織さんをホテルに連れ込み、性的暴行をくわえられたそうです。

配布された資料などによると、詩織さんは2015年3月、当時TBSワシントン支局長だった山口氏に就職相談をしたところ、食事に誘われた。そして4月3日午後8時ごろ、都内の串焼き屋に入り、午後9時20分ごろ寿司屋に移ったが、そこで食事をしているところで記憶を失った。そして、痛みで目覚めた際、レイプされていることに気付いたという。
時折涙ぐみながら、詩織さんは語った。

「私の意識が戻ったのは翌朝の午前5時ごろ。ホテルのベッドの上でした。私は裸にされており、山口氏が仰向けの私の上に跨っている状態でした。詳細については差し控えますが、はっきり言えることは、私はその時、私の意思とは無関係に、そして私の意思に反して性行為を行われていたということです」

全文を読む<BuzzFeed>



一度は書類送検になるも不起訴に、なぜ

その後、詩織さんは警察に相談し、山口氏は一昨年の8月に一度書類送検されました。

しかし、去年の7月に嫌疑不十分で不起訴となりました。

嫌疑不十分とは


検察官が事件を不起訴とする場合の理由の一つ。法務省訓令の「事件事務規定」に定められた不起訴の裁定の一つ。被疑事実について、犯罪の成立を認定すべき証拠が不十分なときに適用される。→不起訴

<デジタル大辞泉>

山口氏逮捕に至るまでに、十分な証拠があったにも関わらず、不起訴となったことに納得できず、不服を申し立てました。

今回の会見で、顔と名前を公表した理由として「匿名の被害者女性と報じられたくなかった」と話していました。

顔を隠さずに会見し「性犯罪の被害者を取り巻いている法的・社会的状況が、被害者にとって、どれほど不利に働くものなのかを痛感しました。今回、こうしてお話しさせていただこうと決意したのは、そうした状況を少しでも変えていきたいと強く思ったからです」と話し、時折声を詰まらせながら経緯を説明した。

全文を読む<スポーツ報知>

この会見の後、当時者である山口敬之氏は次のようにFacebookで発言しています。

山口氏の発言によると、あくまで一度不起訴となっており、メディアに出るようになったタイミングで会見されたことに疑問を呈しているようです。

被害女性としては合意がなかったことは事実であり、不起訴になったことにも疑問が残ります。

また、不起訴からおよそ9ヶ月後にこのような会見を開いたことにも疑問があります。

この会見、どのような形で決着するのでしょうか。今後の展開に注目です。



ネットの反応

警察が「上からの圧力」で逮捕をとりやめるなんて本当にあるんだな

酔っ払った女を抱くと合意があっても準強姦になります

合意の元だったということにしたいんだろうな

女性の告発を鵜呑みにして判断はできない

泥酔した女性をホテルに運んでる姿に誰も何も思わなかったのかな?

ハニトラの匂いがする



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