室矢英樹
2017年5月29日21時09分
大阪府吹田市の千里緑地で、初夏の訪れを告げるヒメボタルが乱舞している。
陸生のヒメボタルは体長7ミリ程度。府の準絶滅危惧種で2011年に市の天然記念物に指定された。繁殖のため、ストロボのように黄白色の光をチカチカと放つ。10秒間の露光で撮った写真103枚を重ねると、闇に包まれた木立の中で幻想的な光の軌跡が浮かび上がった。
地元の住民団体「吹田ヒメボタルの会」によると、6月初旬まで観察できるという。(室矢英樹)
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