田中恭太、小手川太朗
2017年5月29日18時21分
金塊窃盗事件の容疑者が29日昼、名古屋市内でパトカーの追跡から逃走中に起こした交通事故。現場はJR名古屋駅にほど近く、人通りも多い時間帯。事故に巻き込まれて負傷者も出た。付近は警察官や報道関係者、近隣住民が集まり、騒然となった。
近くの歯科医に勤める歯科助手の女性(27)は「休憩中に『ドカーン』という大きな音が聞こえた。工事現場から何かが落ちたのかと思った」と話した。横転した車の中には容疑者とみられる男1人が取り残され、救急隊に助け出されていたという。
また、近くの会社に勤める男性(25)は昼休み中に、逃走車の後から、サイレンを鳴らしたパトカーが「止まりなさい」と追いかけていたのを見た。直後に「ドーン ドーン」と大きな音が2回したという。車内にいた男2人のうち、1人は取り乱す様子もなく警察官に連れて行かれたが、運転席にいた男は救急隊に搬送されていたという。(田中恭太、小手川太朗)
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朝日新聞社会部