今度の相手は終末論を叫ぶ武装集団「エデンズ・ゲート」。
世界中で人気を博す、オープンワールドFPSゲーム『Far Cry』の5作目、『Far Cry 5』が登場します。これまでの作品は孤島からの脱出や小国での内戦が舞台でしたが、今回の最新作ではカルト団体が敵となり、戦いの場はアメリカ・モンタナ州の小さな街、ホープカウンティとなっています。
Ubisoft USが公開した4本のトレーラーから、団体の様子や彼らに立ち向かおうとする住人の姿をチェックしてみてください。
1本目では、カルト団体が近隣の住人を拉致、殺害する活動が映っています。はじめは住人たちの手助けになることを、と下手に出ていたようですが……徐々に田舎町を信仰と恐怖で染め上げていったようです。
2本目以降は、カルト団体と戦う住人たちの強い決意が見られる映像。牧師ジェローム・ジェフリーズはくり抜いた聖書の中に拳銃を隠し、軍人だった祖父の代からパイロット家業を継ぐニック・ライは、これから生まれてくる子どもが将来、彼の飛行機を運転できるように自家用機へガトリング・ガンを装着し、カルトから家族を守ろうとしています。4本目は、家族を殺されてバーまで乗っ取られそうになったバーテンダーのメアリー・メイ。火炎瓶を用意してカルトと戦うようです。
本作のエグゼクティヴ・プロデューサー兼クリエイティヴ・ディレクターのダン・ヘイによりますと、舞台をアメリカ国内に移したかったものの前人未到の地はないので、最も身近な裏庭から物語を始めることにしたそうです。そのあたりのお話は以下の動画で語られています。
実際にモンタナへ取材に行くと、現地の人々は変化を望まず、政府を信じず、自分たちのことは自分たちで行うという気質だったのだとか。現地で語り継がれるサバイバルな都市伝説をゲームにしたのが、本作『Far Cry 5』なのだそうです。
『Far Cry 5』はPlayStation 4/Xbox One/PC向けに、2018年春にリリース予定。
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(岡本玄介)